渋谷で「ファントマ映画祭」-カフェとコラボメニューも

「ファントマ 電光石火」(1965年)より

「ファントマ 電光石火」(1965年)より

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 スペイン坂上にあるミニシアター「ライズエックス」(渋谷区宇田川町、TEL 03-3464-8555)では9月2日より、フランスのキャラクター、怪盗ファントマの映画シリーズを特集上映する。タイトルは「ファントマ映画祭2006」。

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 フランスの元弁護士と医学生の2人によって生み出されたというファントマは、1911年の発表と同時にブームとなり、1913年にはサイレント映画化、1930年代にはラジオドラマ化されるなどロマン・ノアールと称される仏・犯罪小説の歴史の中でも世界的に人気の連続活劇シリーズ。神出鬼没で正体不明、変装の名人でもあるキャラクターは、パブロ・ピカソなどの芸術家や知識人からも愛されたとされる。シリーズは1963年に全43作品として完結。2002年にはパリの現代美術館ピンピドゥー・センターで大回顧展が開催された。

 特集では、1960年代に作られたアンドレ・ユヌベル監督の3作品を上映。内容は、「ファントマ 危機脱出」(1964年)、「ファントマ 電光石火」(1965年)、「ファントマ ミサイル作戦」(1967年)。ジャン・マレーやルイ・ド・フュネス、ミレーヌ・ドモンジョなど当時活躍していたスターの演技をはじめ、大胆なアクションや俳優人のファッションなどが見所となる。鑑賞料は一般=1,500円、学生=1,300円ほかで、3回用の鑑賞券は3,000円。

 上映記念企画として、「カフェ・アプレミディ」(神南1)では白ワインをベースにしたカクテル「エスプリ・ドゥ・ファントマ」(950円)やオリジナルスイーツを、ガレッド&クレープ専門店「オ・タン・ジャディス」(神南1)ではファントマをイメージしたクレープセット(1,400円)やドリンクを、それぞれ期間限定で提供。ファッションブランド「MARCHE AUX PUCES」からは、各種コラボTシャツ(5,040円)が発売される。(写真=「ファントマ 電光石火」より)

ファントマ映画祭2006

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