3月17日より、神宮外苑聖徳絵画館前の特設テントを中心に開催されていたファッションイベント「第2回 東京発 日本ファッション・ウィーク」（JFWイン東京）が同24日、閉幕した。ショーや企画展、一般参加型のイベントなどを合わせ、期間中の来場者数は8日間でのべ4万4千人を数えた。2回目の開催となった今回は、国内外のメディアに向けた事前の告知を強化したこともあり、海外勢では、ロイター、APなどの海外通信社や、インターナショナルヘラルドトリビューンなど欧州の新聞各社が取材を行ったほか、国内メディアでも、ヴォーグ・ニッポンの公式サイトが、パリ・ミラノなどと並び「東京コレクション」の速報を伝えるなど、前回に比べ注目度が高まる結果となった。また、展示会・コレクションを合わせ計50ブランドが参加した「東京コレクション」では、元フラボアのデザイナー、宇津木えりさんが新しく立ち上げた「メルシーボークー」をはじめとする若手の活躍が目立ったほか、フランスから参加した「リリー・バレット」も注目を集めていた。次回は、有楽町・国際フォーラムを会場に、世界のファッションカレンダーの中で最も早いとされる、2006年9月4日～8日（5日間）の開催が予定されている。
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