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渋谷にグループ客向け無人ホテル「イリー」 渋谷で2拠点目

新たにオープンした「illi Tria Shibuya」(702号室の様子)

新たにオープンした「illi Tria Shibuya」(702号室の様子)

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 グループ客の滞在に特化した無人ホテル「illi Tria Shibuya(イリー・トリア・シブヤ)」(渋谷区道玄坂1)が6月15日、渋谷にオープンした。経営はBARE NOTE STUDIO(同)。

室内に備えられたIH・キッチン用品

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 同社が企画・開発・運営するブティックホテルブランド「illi Stays」の新拠点。下北沢に2019年、ブランド1号店となる「illi Sun Shimokitazawa」を開業後、都内で出店を進め、現在13拠点・44部屋(6月20日時点)を展開。フロントは置かず、4人~8人ほどのグループ客向けに、リビング、ダイニング、キッチンのある客室を用意。洗濯乾燥機も完備する。民泊ではなく旅館業営業許可を受けている。

 渋谷エリアでは2024年1月、奥渋エリアに「illi Mani Shibuya」(宇田川町)をオープン。2拠点目となる「Tria」は、渋谷マークシティ近くのビルの7階に2部屋を展開。いずれも50平方メートルほどの広さで、定員は6人。内装は他拠点同様、居住空間のような落ち着いた空間を意識し、テラコッタ色をポイントにした。部屋にはバスルーム(シャワー)も備え、同ホテルオリジナルのシャンプー・トリートメントなどのアメニティーもそろえる。

 1部屋当たりの基本料金(3人まで)は6万円~10万円で、時期や予約状況により変動。4人目以降の追加料金は1泊1人2,000円。宿泊客はネットで予約し、ホテル到着後、専用タブレットでチェックインコードを入力し、本人確認後に発行されたルームキー(PINコード)を各部屋の扉のスマートロックに入力し、部屋を利用する。

 同社広報担当者は「渋谷エリアでは約9割が外国人観光客。『暮らすように泊まれる』空間を売りにしているため、滞在日数は平均3泊、長いと1カ月ほどになり、長期滞在者も多い」と話す。

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