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ロエベ旗艦店「カサロエベ表参道」がリニューアル 革職人の修理サービスも

「カサロエベ表参道」外観。表参道のケヤキ並木が映り込む外壁も特徴

「カサロエベ表参道」外観。表参道のケヤキ並木が映り込む外壁も特徴

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 スペイン発・高級ファッションブランド「LOEWE(ロエベ)」の旗艦店「カサロエベ表参道」(港区北青山3)が11月11日、リニューアルオープンした。

革職人が在籍し修理・補修に応じる初の拠点(写真)も

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 「ロエベ表参道」は2004(平成16)年、表参道沿いにオープン。その後、2013(平成25)年にクリエーティブディレクターに就任した気鋭デザイナー、ジョナサン・アンダーソンさんが初めてデザインを手がけ、2014(平成26)年に店舗をリデザイン。アートコレクターの「casa(スペイン語で家の意味)」をイメージした同ブランドのストアコンセプト「カサロエベ」の原型にもなったという。

 リニューアルでは売り場を増床。3フロア計466平方メートルと国内最大規模の店舗となり、店内には革職人が在籍し同ブランドの革製品の修理・補修に応じる初の拠点「ロエベ リクラフト」も設ける。外観は、表参道のケヤキを映し出す白銀の外装が特徴で、店内にはセラミックタイルやコンクリート、オークなどの素材を採用。オランダの建築家ヘリット・トーマス・リートフェルトによるチェア、ベルギー人デザイナー、アクセル・ヴェルヴォールトさんデザインのテーブルなどを置き、「イサム・ノグチ」の「AKARIランプ」などで店内を照らす。華やかな配色も目を引くウールカーペットはスペイン製のもの。

 商品は、メンズ、ウィメンズのウエアと、バッグやシューズ、スカーフ、アイウエア、ジュエリー、革小物などのアクセサリー類を取りそろえる。商品と並び店内各所にパブロ・ピカソや英アーティストのアンセア・ハミルトンさんら著名アーティストの作品を展示。竹を扱う芸術家・四代田辺竹雲斎さんら日本人アーティストの作品も飾る。

 今月9日に開かれたオープニングパーティーには、2023年春夏プレコレクションのキャンペーンに起用された俳優・夏木マリさんや、2023年秋冬プレコレクションのキャンペーンに起用された映画監督の北野武さんらが出席した。同店北側にあるロエベの旧仮設店には同11日~12月26日、京都の陶芸制作ユニット「Suna Fujita(スナ・フジタ)」とコラボレーションした限定店もオープン。コレクションのキャラクターをモチーフに菓子職人が作るアイシングクッキーなどのスイーツを販売する。

 営業時間は11時~20時。

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