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南青山の福井県アンテナショップがリニューアル 飲食とワークスペースに

2階のコワーキングスペース

2階のコワーキングスペース

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 南青山にある福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(港区南青山5)が3月、リニューアルオープンした。運営は県内事業社5社によるコンソーシアムALL FUKUI。

1階の飲食スペース

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 2002(平成14)年に開設された同施設。同県は銀座にもアンテナショップを構えているなか、両施設の方向性を見直した。同施設で展開していた県産食材などを含めた物販は、銀座の「ふくい食の國291」に集約。「ふくい南青山291」は、県産食材などを使った料理を提供する飲食スペースや、近隣にクリエーターらが多い立地などからワークスペースを併設した施設にリニューアルした。

 面積は、1階=319平方メートル、2階2階520平方メートルの計839平方メートル。施設内は、福井を「感じることのできる」空間に仕上げた。1階のサービスカウンター、ハイカウンター、イベントスペースのディスプレー台、可動棚の什器、2階のミーティングルームの開き戸には県産杉を採用し、什器には間伐材の無垢材を使う。飲食スペースの一部照明は、白色の三軸メッシュを使い恐竜の卵をイメージして仕上げた。ほかにも、福井県土のわら入りの土壁、福井・足羽山で採掘される「笏谷石」、越前瓦タイル、越前和紙なども使われている。

 1階は51席を用意する飲食スペース(TEL 03-5778-0291)と、トークやライブ、展示などに対応し福井の文化や産業の発進を図るイベントスペースを併設。

 飲食スペースでは、福井のブランド米「いちほまれ」を使うおにぎり(165円~)やおにぎりとゆで卵・里芋・唐揚げといった「福井の」おかずのセット(1,200円~)、三国港で水揚げされた甘エビと福井産ベビーリーフを越前塩で仕上げるサラダ(935円)、薄くスライスしたさつまいも「とみつ金時」と打ち豆の「大学芋風」チップス(550円)などを提供する。

 以前は、県内の事業者向けのワークスペースとなっていた2階は誰もが利用できるワークスペース「CONNECT291」(TEL 03-5778-0290)に変更。20席用意するコワーキングエリアには、1人~2人用のウェブブース5室も用意。1人~4人で使える個室のシェアオフィス、4人~12人に対応するミーティングルーム7部屋も設ける。

 利用料は、コワーキングデスク=1時間600円、1日3,000円、1カ月4万5,000円、ウェブブース=1時間1人用700円、同2人用1,000円、ミーティングルーム=1時間4人部屋2,500円~、1日貸し切り同2万5,000円~、シェアオフィス=月額1人部屋5万円~。福井県関連事業者や福井県内在住者などは割引価格で利用できる。

 営業時間は9時~20時(コワーキング・シェアオフィスは24時間利用可能)。

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