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渋谷に酒場「タートル」 オーナー社長が修業した地に出店

提供するメニューの一部

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 酒場「タートル」(渋谷区道玄坂1、TEL 03-6754-3315)が2月20日、渋谷マークシティ近くにオープンした。経営はplow(世田谷区)。

テラス席と屋内席のイメージで設計した店内

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 千鳥烏山で居酒屋「我―喰う(がーくう)」「酒場アカボシ」を展開する同社の3店舗目となる同店。同社の久我耕輔社長が飲食業界に飛び込んだ19歳から10年間修業した地であることや、これまで「地域密着」で店舗を作ってきたが、働くスタッフに「都心の商売を知ってほしい」と渋谷へ出店した。

 店名は「長くゆっくり成長できるように」という思いを込めて命名した。30~40代など「大人」をコアターゲットに据え、センター街などではなく、落ち着いた雰囲気の同エリアを選んだ。

 店舗面積は21.6坪。席数は55席。店内をテラス席と屋内席のイメージで設計し、店内には扉のような仕切りを設置している。全開できるガラス扉となっているエントランス近くはテラス席のようなイメージでスタンド席(8席)も設ける。木を基調とした中に、コロナ禍で「暗い世の中を感じた」経験から、「明るく楽しい雰囲気」を演出するためカラフルなタイルやグリーンをあしらう。スタッフのユニホームやグラスには、久我社長が「好き」なアーティストAZUSA IIDAさんが手がけたイラストをプリントする。

 メニューは、久我社長の友人である日本料理店「銀座 鼓門」の浅倉鼓太郎さんを、「酒場アカボシ」に引き続きアドバイザーに迎える。ネギソースとあえた薄緑色の春雨にからすみをかける「karasumi-唐墨春雨」、半分に切った生のピーマンにラム肉のユッケを詰める「lamb-生青椒肉絲」(各1,320円)、マーラーソースをかける「よだれカンパチ」(968円)、おこげにしょうゆベースのふかひれあんをかける「石焼きフカヒレおこげ」(2,750円)など。チーズをのせて焼く「焼きポテトサラダ」(660円)など、一部「酒場アカボシ」のメニューも提供する。

 ドリンクは、白・紫・オレンジなどの芋、麦・米といった種類を用意する焼酎(550円~)、ハイボール(480円~)、炭酸水と氷で割る「ビアボール」(550円~)、サワー(550円)、ビール(600円~)、ワイン(550円~)など幅広く用意する。客単価は4,000円~5,000円程度を見込む。

 営業時間は16時~23時30分。

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