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インフルエンサーなど育成する女子校「シブジョ」、原宿に開校へ

4月に開校する「渋谷女子インターナショナルスクール」校舎内(イメージ)

4月に開校する「渋谷女子インターナショナルスクール」校舎内(イメージ)

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 2018(平成30)年に復活した雑誌「egg」元編集長の赤荻瞳さんが校長を務める「渋谷女子インターナショナルスクール」が4月、開校する。経営は赤荻さんが社長を務め、マーケティング事業などを手がけるエムアールエー(渋谷区渋谷1)。

校長を務める赤荻瞳さん

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 幼少期からギャル文化に憧れ、高校時代にはイベントサークルを率い現在も「ギャル」スタイルを貫く赤荻さん。自ら編集長に志願し同誌をウェブ上で「復刊」し、ユーチューブやライブ配信、TikTokやインスタグラムなどのSNSを中心にギャルの「最先端情報」を配信してきたが、同校開校のために編集長を退いていた。

 現在は、英会話や動画制作、SNSマーケティングなどとともに高卒資格取得や「世界に羽ばたく女性」の育成を目指す「渋谷女子インターナショナルスクール(通称=シブジョ)」の「校長」に就任。同校の魅力を「全国の中学生に伝えたい」として、昨年11月から原動機付き自転車で各地を回り説明会などを開いている。

 昨年12月28日には、校舎を原宿・神宮前交差点にある商業施設「東急プラザ表参道原宿」(渋谷区神宮前4)内に置くことを発表した。トレンドを体感でき、「ビジネスやマーケティングのセンスを磨くことができる」ほか、渋谷・原宿の街なかの経済活動を「肌で感じ理解することで知識・技術をより実践に生かせる」環境として、同所を選んだという。

 講師陣には、赤荻さんやegg専属モデルのゆうちゃみさんをはじめ、渋谷区観光協会の金山淳吾代表理事、モデルでクリエーティブディレクターの植野有砂さん、人気ヘアサロン「ISM」代表の吉田潤さん、ヘアメーク・スタイリストのkobaさん、英語講師の槻本セツさん、TikTokerで動画制作会社社長の「りょうくん」らが名を連ねる。

 「起業家」「クリエイター」「グローバルインフルエンサー」「進学」の4コースを開設する予定で、現在中学3年生を対象に願書を受け付けている。学費(1年次)は、入学金15万円、授業料=90万円ほか。

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