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渋谷パルコに「海洋堂」創業時の「一坪半」店舗再現 ポップアップ企画で

間口約3メートル×奥行1.5メートルという創業時の店舗を再現した「一坪半の模型店」

間口約3メートル×奥行1.5メートルという創業時の店舗を再現した「一坪半の模型店」

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 フィギュアメーカー海洋堂(大阪府門真市)のポップアップ企画が現在、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)5階のアートフィギュアギャラリー「1/ONE SLASH」で開催されている。

模型店として創業した当初の海洋堂

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 パルコの自社運営となる同所は、4月にオープン。高品質なフィギュア製作に定評があるというデザインココ(宮城県)をパートナーに、アニメやコミック、ゲームなどのカルチャーコンテンツなど2次元の「創造物」を、3次元(フィギュア)で作り展示・販売している。

 海洋堂とのコラボレーション企画は、新イベント「1/ONE SLASH MARKET」の第1弾企画。同イベントは、設ける一つのテーマに合わせてフィギュアや造形物の企画を展開する不定期イベントとなる。

 1964(昭和39)年に模型店として創業した海洋堂。1980年代に自主制作規模から誕生したハイクオリティー模型に端を発するフィギュアのムーブメント「ガレージキット」のパイオニアで、1984(昭和59)年には直営販売店「海洋堂ギャラリー」を開設し、自社開発・製造・販売に業務を集中させオリジナルフィギュアメーカーへ転身した。精巧さや躍動感のある造形表現で知られる。

 イベントでは、間口約3メートル×奥行1.5メートルという創業時の店舗を再現した「一坪半の模型店」を展示。広さに加え、青と白のストライプのオーニングテントや、「プレゼントのご相談を承っています」などの文言を書いた看板も付けている。

 「一坪半の模型店」内には、「センム」の愛称で親しまれプラスチックモデル4万点位以上を所有するコレクターでもある同社の宮脇修一専務のコレクションを展示。英IMA社が展開していたブランド「フロッグ」のペンギンシリーズの戦闘機のプラモデル「Spitfire I」、米モノグラム社が1960年代に発売した動物のプラスチックモデル「Deep View 3 Dimension Artorama LIONS」のほか、創業当時の1960年代を目安としたプラモデルが並んでいる。

 会場では、同社のオンラインストアや同社のアンテナショップ「ホビーロビー」、イベント限定商品、35分の1スケールの人と動物の「プラモケイ」シリーズ、四天王像シリーズなどを販売する。

 営業時間は11時~21時。入場無料。12月18日まで。

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