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音楽フェス「赤鼻祭」開催へ 3年目の渋谷発クリスマスソングプロジェクト

左からSHIBUYA赤鼻祭実行委員会の横沢ローラさん、タカハシコーキさん

左からSHIBUYA赤鼻祭実行委員会の横沢ローラさん、タカハシコーキさん

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 クリスマスフェスティバル「SHIBUYA赤鼻祭」が12月17日・18日、渋谷キャスト(渋谷区渋谷1) の多目的スペース「渋谷キャスト スペース」で開催される。

クリスマスフェスティバル「赤鼻祭」会場となる「渋谷キャスト」

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 同フェスの発起人である渋谷在住のシンガー・ソングライター横沢ローラさんは、「おうちクリスマス」が叫ばれるコロナ禍の2020年から、「おうち時間が少しでも豊かになるように」という思いを込めて、渋谷発のクリスマスソングを無料でシェアするプロジェクト「#シブヤクリスマスキャロル」をスタート。渋谷とゆかりの深い人々にインタビューし、その中から浮かび上がったキーワードを基に楽曲を制作する。2020年は「ホーム」をキーワードにピックアップし、「小さなトロルのクリスマス」など、「渋谷」を舞台にした5つの物語を5曲のオリジナルソングに仕上げた。2021年はコロナ禍からの新スタートという思いを込めて「The Start.」をテーマに、「My Theater」など新たなクリスマスソング2曲を制作し、渋谷区観光協会の支援も受けて無料配布を行ってきた。

 3年目を迎える今年のキーワードは「多様性と許容」。事前インタビューの中で「『渋谷は何でも受け入れてくれる』とか、『変わっているようで変わっていない』とか、『変わり続けているのが渋谷』とか、『きれいな街」という人がいれば、『汚ない街』と言う人もいて、真逆な声があるのが面白かった」と横沢さん。人によって印象や見方が異なるのも「渋谷らしい」と感じたといい、渋谷の持つ「多様性」や何でも受け止めてくれる「許容」をテーマとし楽曲制作を進め、今年のクリスマスソングとなる「赤鼻さん」が生まれたという。

 「サンタなのかトナカイなのか、人間なのかてんぐなのか、妖怪なのか、男なのか女なのか、それとも単なる酔っ払いなのか……、『赤鼻さん』というワードはすごく謎な存在でいろいろとイメージが湧く。その謎めいたところが、渋谷の持つ多様な部分とも重なる」と歌詞に込めた思いを明かす。

 さらに今年は「2年間のステイホームを経て、ようやく『お外で』クリスマスという気分にもなっている」といい、クリスマスフェスティバル「赤鼻祭」を初開催することが決まったという。横沢さんと一緒に活動する実行委員会メンバーで、ライブハウス「青山 月見ル君想フ」店長・タカハシコーキさんは「多様性ということを意識して、音楽ジャンルが異なり、あえてクリスマスとはほど遠い存在のアーティストやバンドをそろえた。ここに来ないと見られないアーティストも多いので、きっと良い出会いになるのでは」とラインアップに自信をのぞかせる。

 今年制作したクリスマスソングなどを歌う横沢ローラバンドをはじめ、高井息吹さん、馬喰町バンドら、2日間にわたって計12組がライブを繰り広げるほか、カレーやクッキー、アルコール、ハンドドリップコーヒーなどのフード、占いやお面屋などの多彩なマーケットの出店も予定する。入場料は、1日券=4,500円、学生3,000円、2日=7,000円、学生=5,000円(小学生以下無料)、当日券は500円増し。11時~20時。

 「赤鼻祭を考えた時に『スクランブルクリスマス』というキーワードが浮かんだ。渋谷スクランブル交差点は、四方八方から人が行き交いすれ違う場所。今回のイベントも多種多様な人が集い出会い、イベントを共有する場にできればと思う。学生や子連れの親子など、いろいろな人たちに来ていただければ」(タカハシさん)と呼びかける。

 横沢さんが制作した新曲「赤鼻」を含む計9曲の「渋谷のクリスマスソング」は、特設サイトから無料ダウンロードできるほか、「オリジナルクリスマスカード(8種)」の裏面QRコードからもアクセス可能。クリスマスカードはハチ公前広場の観光案内所「SHIBU HACHI BOX」や渋谷マークシティ4階「クリエーションスクエアしぶや」、渋谷キャストなど、渋谷駅周辺の各所で無料配布する。今月25日まで。

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