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東急本店、漫画「左利きのエレン」とコラボ 独自ストーリー、後編は投票で決定

漫画「左利きのエレン」とコラボレーションしたビジュアルを掲出する東急百貨店本店

漫画「左利きのエレン」とコラボレーションしたビジュアルを掲出する東急百貨店本店

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 2023年1月に営業を終了する東急百貨店本店(渋谷区道玄坂2)が11月10日、漫画「左ききのエレン」とコラボレーションしたオリジナル漫画を公開した。

リサイクル・アップサイクルした素材を使う店内装飾

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 立地する一帯がBunkmauraと一帯で再開発されることが決まっている同店は、営業終了に向けて「THANKS&LINK~ありがとうの気持ちがつむぐ、美しい未来へ~」と題したイベントを展開しており、今回が第3弾となる。

 かっぴーさんが手がける「左ききのエレン」は、広告代理店を舞台にした物語。2016(平成28)年にウェブサイト「cakes」で連載を始め、現在は「note」で第2部を連載している。2017(平成29)年10月~今年10月には「少年ジャンプ+」(集英社)にリメーク版(作画nifuniさん)が連載された。2019年にはテレビドラマ化されている。

 今回、広告代理店に勤めるクリエーティブディレクディレクターの主人公が、「本店営業終了に伴うプロモーションのプランニングの依頼を受けた」という設定でオリジナル漫画を描き下ろした。作者のかっぴーさんは本店の店長に取材したほか、東急エージェンシーに勤めていた経験があり、その際に実際に本店のリーフレット制作などを担当したことから、その時の経験や本店に対するする思いも描かれているという。

 特設サイトでは現在、前編を公開。営業終了を「『未来の渋谷』について考える機会としたい」という思いを込めて、後編のテーマを一般投票で決める試みをしている。テーマは「働く」「暮らす」「遊ぶ」の3つで、「未来の渋谷」として読みたいと思う内容を選んでツイッターで投票できる。投票は今月30日まで受け付け、後編のストーリーは2023年1月4日に本店店頭で発表する予定。

 同店は併せて、各階では閉店セール第1弾を始めたほか、「一つの役目を終えても、また次につながることができる」というメッセージを込めて、1階にはロスフラワーを使ったドライフラワーや、長さが異なったり色柄がずれていたりするために処分される靴紐など、リサイクル・アップサイクルした素材の装飾を施している。

 営業時間は10時30分~18時30分(一部店舗による異なる)。

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