高尾山観光のプロモーションイベント「大人の休息 旅する高野山 in Shibuya」が8月26日から、渋谷フクラス（渋谷区道玄坂1）内の東急プラザ渋谷と観光支援施設「shibuya-san tourist information＆art center（以下、shibuya-san）」で開催される。南海電鉄、高野山真言宗総本山金剛峯寺の共催。

　2023年に開催される弘法大師御誕生1250年記念大法会、2024年に迎える世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年、2025年の大阪・関西万博など、今後のインバウンド回復も見据え、高野山の魅力を首都圏にも訴求し、実際に足を運んでもらうことを目的に開く。

　Shibuya-sanでは、南海電鉄高野線の今昔写真や動画などで歴史を紹介するほか、受付では高野山への旅行案内なども行う。東急プラザ2階のメインエントランス近くには、高野山の僧侶が着る法衣や使う法具を展示。随時登場予定の高野山のマスコットキャラクター「こうやくん」との記念写真も撮影できる。

　同6階には高野山奥之院御廟前に設置されている「お大師さまへの手紙ポスト」の臨時ポストを設置。悩みや思いなどを書いた手紙を投函すると「お大師さま」の側に届けられる。同フロアでは、普段は極楽橋駅限定で販売している、同駅駅舎の天井絵デザインの御朱印帳やヘアゴム、コースターなどのグッズも販売予定。

　shibuya-sanと6階「GRAND SESSION」では、高野山の僧侶指導の下で行う写経体験や仏様をなぞり描く「写仏」体験、法要儀式の際に唱える仏教音楽「声明」のライブ、吉野葛（くず）から精進料理の一つ「ごまとうふ」を作るプチ体験、オリジナル缶バッジ作りなどのワークショップを行う。

　開催時間は11時～20時。9月4日まで。