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有料着席サービス「Qシート」、東横線でも導入へ 10両編成の2車両に

東横線に導入予定の「Qシート」ロング・クロス転換車両(イメージ)

東横線に導入予定の「Qシート」ロング・クロス転換車両(イメージ)

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 東急電鉄は7月29日、現在大井町線で運行している有料座席指定サービス「Q SEAT(シート)」を来年度以降に東横線にも導入すると発表した。

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 2018(平成30)年12月に大井町線でサービスを始めたQシートは、同線の大井町駅発・田園都市線直通「急行長津田行き」3号車をロング・クロス転換車両とし、有料時には中央部の座席がロングシートから直角に回転しクロスシートになる。大井町駅から鷺沼駅までの乗降区間のうち、大井町駅・旗の台駅・大岡山駅・自由が丘駅から乗降でき、降車専用駅は二子玉川駅と溝の口駅、鷺沼駅。サービス開始時は夜間の4本だったが、現在は17時以降・計9本で同サービスを導入している。購入方法は、スマホなどからの「Qシートチケットレスサービス」(要会員登録)と、一部の駅改札窓口で買える指定券がある。

 東横線での導入は、同社が中期事業戦略で掲げる「都市交通における快適性の向上と課題の解決」の一環。大井町線と同様、一部の10両編成車両のうち、4号車と5号車をロング・クロス転換車両とし、車体には「Q SEAT」と記したラッピングを施す。大井町線のオレンジ色に対し、東横線では赤色をメインカラーに据える。

 運行開始時期や、運行区間・運行種別・料金体系・購入方法などの詳細なサービス内容は改めて発表するという。

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