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東京都心で5日連続猛暑日 渋谷スクランブル交差点に多くの日傘

日傘を差した人が行き交う渋谷駅前スクランブル交差点(6月29日午後)

日傘を差した人が行き交う渋谷駅前スクランブル交差点(6月29日午後)

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 東京都心部では6月29日午後に気温が35度を超え5日連続で猛暑日を記録し、厳しい日差しが照りつける渋谷駅前では日傘や手持ちの小型扇風機で暑さをしのぎながら歩く人たちの姿が見られている。

携帯用扇風機を持つ若者の姿も

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 この日気温が35度を超えたことで観測史上、6月の猛暑日連続記録を更新。渋谷駅前のスクランブル交差点では梅雨の雨傘から一転、傘を日傘に持ち替え、強い日差しが照りつける横断歩道を足早に渡る人たちの姿が連日見られている。

 渋谷に買い物に来たという都内在住の大学2年生の女性2人組は1本の日傘に収まり、「サウナみたい。日差しが刺すように痛い」と連日の酷暑を表現。「日傘や日焼け止めは必須。焼けるので、できるだけ長袖などを着ている」と対策について話していた。

 ハチ公広場にある「SHIBU HACHI BOX」観光案内スタッフの大森峻太さんは「暑くなり始めてからここ約1週間で日中の人出は減っている。特にここ数日で明らかにノースリーブ姿の人が増えた」と変化について話す。人の流れも変わり、普段は案内所のスロープに沿って待ち合わせをする人が集まる光景も、「日中はかなり直射なので、ここで待つ人が全くいない」と、ハチ公像付近の木陰に人々が「避難」している現状も明かす。

 この暑さは当面続く見通し。

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