商品マーケティングや流通プラットフォーム事業を手がけるネイチャーラボ（渋谷区広尾1）は6月13日、今月1日にチームを譲受したバレーボール・Vリーグ1部（V1）の「FC東京」の新チーム名が「東京グレートベアーズ」に決定したと発表した。同時に、新運営会社「グレートベアーズ」（同）の設立も明らかにした。

チームカラーはネイビーブルー・イエロー・ピンク

　FC東京バレーボールチームは1948（昭和23）年に東京ガスバレーボール部として始まり、2003（平成15）年から現在の名前で活動している。2009/10年シーズンからVリーグのトップリーグ（現・V1）に所属している。サッカーJ1のFC東京は昨年12月にミクシィ（渋谷2）が経営権を取得している。

　新チーム名「東京グレートベアーズ（英表記＝Tokyo Great Bears）」は、星座のおおぐま座がモチーフ。選手とサポーターをおおぐま座の一部、北斗七星のような「7つの星」に例え、バレーボールを通じ人や地域などを「つなぐ」存在を目指すという。

　チームカラーは、ネイビーブルー・イエロー・ピンクで、それぞれ意志の強さや人を照らす光、アクティブさなどを表現。ロゴも、おおぐま座をモチーフに、背景は「爪痕」「闘志」を想起させるデザインで、エネルギーのあるチーム人格を表現。フォントはオリジナルで開発した。

　今回の発表に当たり、同社は「Vリーグの長い歴史を歩んだFC東京バレーボールチームが消滅の危機にあるという報に触れ、同じ東京・関東を拠点とする企業として貢献できるのではないかと考えチームを受け継いだ」と経緯に触れ、今後はプロバレーボールチームの運営を通じ、「日本のバレーボール界やスポーツ界の発展に寄与したい」としている。

　チームは、10月開幕の「2022-23 V.LEAGUE DIVISION 1 MEN」への参戦を予定する。