光の祭典「TOKYO LIGHTS」が12月9日~12日、明治神宮外苑・聖徳記念絵画館と総合球技場軟式球場で初開催される。実行委員会と東京都の共催。
エンターテインメントやアートを通して「世界中に希望を届ける」企画と位置付ける同祭。「アジア最大級」のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」と、先端テクノロジーと光のアートを融合する。
聖徳記念絵画館をスクリーンに投影するプロジェクションマッピングは、同大会に集まった246の中から選ばれた19作品と、前回の同大会優勝者ジュリア・シャムシェイエワさんの作品と、グラミー賞受賞者バート・クレサさん率いるスタジオで、ユニバーサルスタジオジャパンのショー演出、バンド「Coldplay」のライブ演出などを手掛けた経験を持つ「BARTKRESA studio」の2作品を上映する。観覧場所は、聖徳記念絵画館正面の座席エリアと、その後方に設ける立ち見エリアを用意する。
12日には同大会の公開審査会として、同祭の公式ユーチューブで無料配信も行う。グランプリ(東京都知事賞)や優秀作品などに加え、ウェブで受け付ける「オーディエンス賞」も用意する。当日のオープニング特別映像は来場者全員に3D眼鏡を用意し、プロジェクションマッピングを3Dで体験できるようにする。
明治神宮外苑総合球技場軟式球場では、レーザーとファイバービームの光に音響技術を組み合わせる約100メートルの「レーザートンネル」や、「光の柱」などのインスタレーションを展開する。
開催時間は、第1部16時45分~18時45分、第2部19時~21時(入れ替え制)。入場無料(事前予約制)。12月3日12時からLivepocketで申し込みを受け付ける(先着順、1回の申し込みで4枚まで、キャンセルなどによりチケットの取り扱い状況は変動する)。4日間で約3万5000人の動員を見込む。