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原宿にティラミス専門店「ティラミスラボ」 カップスタイルで食べ歩きにも

パステルルカラーや「ラボ」からイメージした装飾などを行う店内

パステルルカラーや「ラボ」からイメージした装飾などを行う店内

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 ティラミス専門店「TIRAMISU LABO(ティラミスラボ)」(渋谷区神宮前1、TEL 03-6721-1129)が3月19日、原宿・竹下通り近くにオープンした。経営はSHIP(千葉県柏市)。

イチゴやショコラなど6種類のティラミスが並ぶ

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 千葉を中心に飲食店を展開するBe DREAMERs(同)が新会社を立ち上げ、新たに展開するブランドの1号店。コロナ禍で夜の業態が厳しいなか、雇用を守ること意味も含め昼の業態の展開を決めた。同社のイタリアン業態でティラミスを提供していたことや、洋菓子店やコンビニ、量販店で大きなサイズが販売されるなど「定着した」こと、専門店があまり無いことから「可能性がある」とティラミスを選んだ。

 スイーツ店が多く食べ歩きの文化があることから、ブランディングする上で「重要な街」と出店地は最初から原宿に決めていた。店舗面積は約12坪。店内には6席、店頭にテラス席を用意。店内は、店名の「ラボ」からイメージした白いタイルの壁面や、試験管を使ったペンダントライトを装飾。壁面には撮影スポットにもなるようにロゴなどのイラストを掲出する。スタッフのユニホームは白衣をイメージして作った。

 提供するティラミスは同店のために新たに開発。マスカルポーネクリームは、イタリア産のマスカルポーネチーズや乳脂肪分42%以上の北海道産生クリーム、卵の黄身、ゼラチンではなく寒天を使い作る。10代でも食べられるようアルコールは使わない。食べ歩きもできるカップで提供するが、根強い人気の韓国グルメのなかで、カップで提供するティラミスがあったことからそのスタイルを採用した。

 味は、スポンジとマスカルポーネクリーム、エスプレッソのオリジナル(500円)をはじめ、ブルーベリーソースやブルーベリー(果肉)を重ねる「ブルーベリーティラミス」(680円)、宇治抹茶の濃縮ソースをはさみ抹茶パウダーをかける「抹茶ティラミス」(580円)など6種類を展開。2カ月に1度、季節商品を含めた新商品の導入を予定する。ドリンクは、レモンシロップに蜂蜜などを加える自家製のレモネード(400円)、韓国の砂糖菓子「ダルゴナ」を添える「ダルゴナミルク」(500円)などを用意する。想定客単価は850円。

 ティラミスはイタリア語の「Tirami su(私を引っ張りあげて=私を元気付けて)」が語源であることから、高瀬久夫社長は「おいしいもの、甘い物は年代問わず人を笑顔にする。暗い話題も多いが、ティラミスを食べて元気になってもらいたい」と話す。

 営業時間は10時~20時。

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