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ミヤシタパークに全長100メートルの「渋谷横丁」 各地の郷土料理を24時間営業で

渋谷駅側の南街区で展開しテラス席も用意する「渋谷横丁」のイメージ

渋谷駅側の南街区で展開しテラス席も用意する「渋谷横丁」のイメージ

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 24時間営業の飲食店街「渋谷横丁(シブ横)」が、6月18日にグランドオープンする「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」(渋谷区神宮前6)にオープンする。運営は「恵比寿横丁」など小規模飲食店を集積した「横丁」のプロデュースなどを手掛ける浜倉好宣さんが社長を務める浜倉的商店製作所(中央区)。

19店が出店するフロアマップ

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 ミヤシタパークは、三井不動産がパブリックプライベートパートナーシップ(PPP、官民連携事業の総称)事業として区立宮下公園を再整備する4階建ての低層複合施設。明治通り沿いに南北方向に伸びる全長約330メートル(面積約1万740平方メートル)の敷地に長く広がる「立体都市公園」として、4階の屋上部分は公園となり、その下に商業施設・駐車場が入るほか、ホテルは三井不動産ホテルマネジメントの新ブランド「sequence(シークエンス)」(6月11日開業)の出店が決まっている。延べ床面積は約4万6000平方メートル。

 渋谷横丁は渋谷駅側の「南街区」1階の全長100メートル(約1000平方メートル)にわたって19店を展開。線路沿いに昭和の雰囲気を残す居酒屋などが軒を連ねる「渋谷のんべい横丁」とも近く、渋谷に新旧合わせた「横丁」ゾーンが誕生することになる。総席数は店内1200席、テラス300席の計1500席。これまで浜倉さんが手掛けてきた「横丁」シリーズの中でも最大規模の店舗数で「集大成ともいえる」プロジェクトという。

 国内各地の郷土料理や「B級グルメ」、産地直送食材を提供。それぞれ店名に地域名・国名や「食市」と付け出店するのは、札幌ラーメンなどを提供する「北海道食市」、岩手の盛岡冷麺などを提供する「東北食市」、江戸前ずしなどを提供する「関東食市」、ギョーザなどを提供する「横浜中華食市」、汁無しの台湾ラーメン「皿台湾」などを提供する「東海食市」、大阪のお好み焼きなどを提供する「近畿食市1」、京都のにしんそばなどを提供する「近畿食市2」、福井のソースカツ丼などを提供する「北陸食市」、広島の尾道ラーメンなどを提供する「中国食市」、香川の讃岐うどんなどを提供する「四国食市」、福岡の博多ラーメンなどを提供する「九州食市」、ソーキそばなどを提供する「沖縄食市」、スンドゥブチゲなどを提供する「韓国食市」など。

 「魚利喜」では海鮮丼などを、「牛・豚精肉大黒」では牛トロの炙(あぶ)り丼などを、「鶏・かしわ・焼鳥 布袋」では親子丼などをそれぞれ提供。「力士めし 萬」では力士の食事を作る「ちゃんこ番」を経験した元力士が料理する「力士飯」をラインアップするほか、「渋谷バル」では軽食やドリンク類を提供。「純喫茶&スナック思ひ出」は二毛作で、昼は喫茶、夜はスナックとして営業する。

 イベントスペースも設ける同横町では、盆踊りや地域の祭り、演歌歌手やDJなどのパフォーマンスとのコラボレーション、アニメやVチューバーなど「クールジャパン」をテーマにしたイベントも企画し、「コミュニティーの場」としても活用していく。

 24時間営業(初日のオープン時間は未定)。

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