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サンロッカーズ渋谷、連敗止める 「帰ってきた」盛實海翔選手は9得点アシスト3本

「思い切りやった」と言う森實海翔選手(右)は9得点アシスト3本をマーク

「思い切りやった」と言う森實海翔選手(右)は9得点アシスト3本をマーク

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 男子バスケ・Bリーグのサンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が12月28日、青山学院記念館(渋谷区渋谷4)で名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(同、名古屋)と戦い85-65で勝利し連敗を4で止めた。観客数は2954人。

リングに背を向けたダンクを見せたライアン・ケリー選手

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4連敗していたSR渋谷。「ここ数試合、ゲームの入りのディフェンス(DF)の緩さがあった」(伊佐勉ヘッドコーチ(HC))ことから、「改めてDFから、と話して試合に臨んだ」(渡辺竜之佑選手)という。それをまずプレーで表現したのは関野剛平選手。ファウルにはなったが、「先頭で(DFに)付く僕の動き方を次第で、チームメートが『今日はこういうテンションでやるんだ』と考えると思ったので、ハードにやろう」とボールマンにプレッシャーをかけた。その姿に伊佐HCをはじめベンチのメンバーからは「ナイスDF」の声が飛んだ。続くようにベンドラメ礼生選手もDFで名古屋のターンオーバーを誘発することに成功した。

 第1クオーター(Q)で14点のリードを奪ったSR渋谷だが、第2Qの出だしで、ターンオーバーで名古屋に連続得点を許すと、開始約1分10秒で伊佐HCは選手を全員入れ替え、修正を図った。その采配が的中し、渡辺選手とケリー選手がDFでボールを奪ったかと思うと、直後には広瀬健太選手もスローインのボールをカットし攻撃のチャンスを作った。DFの次に見せたのはオフェンス(OF)。ゴール下でパスを受けたケリー選手が「進むコースに誰もいなかったし、ブロックもいない」と判断し、リングを背にダンクを決め場内を盛り上げた。「ファンを盛り上げることが自分たちの力からにもなる」。終始リードを奪ったが、最終Qは名古屋のゾーンDFにOFが失速。ボールを回して「ギャップができたインサイドや3ポイントを狙うシチュエーションだったがうまく遂行できなかった」と渡辺選手は振り返った。

 伊佐HCは「連敗を止めたのはとても良かった」と安どの表情を浮かべ、「DFのプレッシャーが効いてターンオーバーを誘発し、自分たちのバスケにつなげられた。久しぶりにやりたいDFができた」と評価した。最終的に名古屋はターンオーバーが前半だけで18本、計21本となり名古屋の梶山信吾HCは「バスケットにならない」と語気を強めた。

 この日長女が3歳の誕生日を迎えたケリー選手は、「家族が体調を崩し、自分も体調を崩した。チームメートにうつさない為に」2試合欠場していたが、復帰戦で23得点リバウンド10本とダブル・ダブルを記録。「体調を崩していなかったらもっと活躍できたかな」と笑う。DFのミスマッチを生かしたプレーが目立ったが、「見過ごさずにパスをくれたチームメートのおかげ」と仲間に感謝した。

 SR渋谷には今月20日、専修大学の盛實海翔(もりざね・かいと)選手が特別指定選手として入団。まだ2日しか練習に参加していないというが、昨シーズンも4カ月SR渋谷に在籍していたことから「OFは想定が付くので気にしていない」と伊佐HCは即戦力として起用。「あとは我々が目指すボールプレッシャー、DFのスタンダードを頑張れるか」と期待を込めるが、「思った以上に頑張ってくれているので、プレータイムを自然とあげられている」という。田渡修人選手が右ひざの内側側副靱帯を損傷し離脱している中での加入となったが、「田渡はシュートもボールハンドルもうまく、同じようなタイプの彼(盛實選手)が入ってきたのは穴を埋めるには十分な活躍をしている」と評価する。

 その盛實選手はこの日第1Qの残り2分38秒でコートインすると、直後に「DFと駆け引きしながら」ドライブ(ドリブルでリングに向かうプレー)をしつつ、「空いていた」ジャクソン選手を見逃さずノールックでパスをし得点をアシスト。第2Qには自らのDFで作ったチャンスから得意の3Pを決めたほか、1対1からのレイアップなど堂々としたプレーで9得点にアシスト3本をマーク。「昨年この舞台で戦えたことが経験になっていて、深く考えること無く思いっ切りやった」と言う。今季は他のチームから誘いもあった中、「昨年プレーさせてもらい、バスケを楽しんでいるイメージがあった」とSR渋谷への「復帰」を決めた。DFについては「かなりタフで、まだそのレベルに届いていない。(ローテーションは)頭に入っているが、遅れてしまうこともある。そういう時はコーチや先輩たちが言ってくれるのでありがたい。遅れを取らないように必死について行かないと」と話す。

 両チームは29日にも同所で戦う。ケリー選手は「今までの経験からして大差で負けた相手がエナジーを出してくるのは容易に想像出来る。そこは自分たちの努力、エナジーを持ってプレーできるかに懸かってくる。勝ちたい気持ちを前面に出したい」と意気込み、渡辺選手は「絶対に勝ちたい」、関野選手は「すっきりとした年越しを迎えたい」と続けた。

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