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原宿駅前「ウィズ原宿」テナント発表 「オーバカナル」など復活も、4月開業へ

「ウィズ原宿」外観全景イメージ

「ウィズ原宿」外観全景イメージ

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 NTT都市開発(千代田区)が原宿駅前で開発を進める複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」の出店テナントが12月10日に発表され、すでに出店が明らかになっていた「IKEA(イケア)」の都市型店の出店をはじめ、建て替え前の施設に入居していた「OSHMAN'S(オッシュマンズ)」や、原宿・明治通り沿いの路面に店を構え2003(平成15)年に閉店したカフェ「Aux Bacchanales(オーバカナル)」が原宿の地に「復活」することも明らかになった。

原宿通り側イメージ

 「原宿駅前プロジェクト」としてNTT都市開発が2017(平成29)年11月に着工した同所は、1959(昭和34)年に完工した原宿アパートメンツを含む周辺の敷地を一体的に建て替えている。表参道と竹下通りの間の好立地に位置し、敷地面積は約5068平方メートル。地下3階・地上10階建て、延べ床面積は2万6600平方メートルで、施設は商業(約1万300平方メートル)やイベントホール、賃貸レジデンスなどで構成する。開業日は2020年4月を予定。

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 設計・施工パートナーは、竹中工務店と伊東豊雄建築設計事務所。「最先端」のクリエーターらが集まる「未来を紡ぐたまり場」を施設コンセプトに、原宿駅前と竹下通りをつなぐパサージュ「WITH HARAJUKU STREET」を中心に「道の建築」をイメージ。街全体の賑(にぎ)わいと回遊性を高めるほか、石や天然木などの自然素材を多用し、「くつろげる」空間を演出する。多様化した現代のライフスタイルを想定し、地下2階~地上3階と8階に商業ゾーンを展開。ファッションやビューティー、ライフスタイル雑貨、飲食などトレンドを意識した14店が出店する。

 出店テナントは、「IKEA原宿」(家具・雑貨・カフェ、1・2階)、ユニクロの「新たなタイプ」の大型店「ユニクロ原宿店」(衣料品=メンズ・ウィメンズ地下1階・1階)をはじめ、資生堂は、ミレニアル世代向け体験・発信型スペース「Beauty Square」(化粧品・ヘアメーキャップサロン、1階)と、現役ヘアメーキャップアーティストによる少人数クラスのカリキュラムを用意するスタジオ「SABFA」(ヘアメーキャップアカデミー&スタジオ、2階)、新業態の「資生堂パーラー ザ・ハラジュク」(レストラン&ラウンジ、8階)の3店を出店する。

 創業の地となる同所に復活するスポーツセレクトショップ「オッシュマンズ」は、スポーツやアクティビティー、参加型イベントなどを通して体を動かす楽しさなどを提案し、日本初となる人気パンツブランド「Gramicci(グラミチ)」のインショップも入る新店舗「オッシュマンズ原宿店」(1階・中1階・2階)をオープン。原宿・明治通り沿いの店舗が惜しまれつつ閉店した「オーバカナル」は、閉店から18年を経てクラシックなメニューに加え和食文化を融合したブラッスリーカフェを3階に出店する。

 飲食はほかに、レストランをはじめ300種類以上の食材をそろえるイタリアンレストラン&マーケットプレイス「EATALY HARAJUKU」(3階)、人気ティーストア「THE ALLEY(ジ アレイ)」の日本最大級となる国内初コンセプトストア(地下2階)、約100席を用意しオリジナルのアート作品を飾るスペシャルティコーヒーストア「スターバックス コーヒー」(1階)、シンガポールや香港などアジア圏を中心に海外4店舗を展開し、伝統的な日本の抹茶文化を茶やスイーツで提案する抹茶専門店「MACCHA HOUSE 抹茶館」(2階)がテナントに名を連ねる。

 ファッション・雑貨では、アウトドアブランド「Snow Peak(スノーピーク)」が日本各地のローカルの魅力を伝える「案内拠点」として、ギアやアパレルに加え「土産」やドリンクも扱う新業態店「Snow Peak LAND STATION HARAJUKU」(地下1階)、セイコーは、独自ブランドをはじめ、スポーツウオッチ「セイコー プロスペックス」の日本最大級の広さとなる独自空間を併設する腕時計専門店「セイコーブティック ウィズ原宿」「セイコー プロスペックスブティック ウィズ原宿」(1階)を出店。英シューズブランド「ドクターマーチン」都内最大級の店舗(1階)では、英国製のシューズも取りそろえる。

 施設には、3階に広さ約300平方メートルのイベントホール「WITH HARAJUKU HALL」を開設。ファッション・ライフ・カルチャーのトレンドを創出する新拠点として、展示会やイベントなどの利用に対応。ガラス面で覆うホワイエは広場空間と連続し「開放感」を演出するという。ホールとホワイエはスライディングウオールで一体的に利用できるほか、LED舞台照明設備や大型ワイドスクリーン、デジタル音響システムも備える。

 4階のシェアスペース「LIFORK 原宿」は「自分の『やりたい』を実現する最高の空間」をコンセプトに、多様なスタイルに合わせ、会員制コワーキングスペースと、30分単位で利用できる約240平方メートルのレンタルスペースを用意。両スペースを一体的に利用できる「ワンルーム」構造も特徴で、可動家具でさまざまな空間づくりに応じる。。

 賃貸レジデンス「WITH HARAJUKU RESIDENCE」は施設上層階の4階以上を占め、「自己発信の出発点となる住まい」をコンセプトに、専有面積は約40~約120平方メートルの部屋53戸を貸し出す。共用部には明治神宮の森を臨む入居者専用のラウンジを設ける。2020年5月に入居開始。

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