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渋谷パルコ・オープニング展「AKIRA ART OF WALL」が盛況 売り切れ商品も

「パルコミュージアム」で展示しているアートウオール作品

「パルコミュージアム」で展示しているアートウオール作品

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 11月22日に営業を再開した「渋谷PARCO(パルコ)」(渋谷区宇田川町)のオープニング企画として、大友克洋さんの人気作品「AKIRA」をテーマに館内の2つのギャラリーで展開されている企画展が盛況だ。

特に反響が高いという「AKIRA」の原画

 会場には、建て替え期間中の仮囲いをキャンバスに見立て、大友さんとコラージュアーティスト河村康輔さんがAKIRAの世界観を表現した実物のアートウオールをはじめ、作中に登場する「玉座」を再現したフォトスポットも。オープニングに合わせてデザインした限定商品なども人気を集め、平日の一部の時間帯を除き「常に入場列ができている状況」(パルコ・エンタテインメント事業部・コンテンツ展覧会チーム課長の小林大介さん)という。

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 「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」と題して作品を展開するのは、共にパルコ直営のアート・カルチャー発信スペースの4階「PARCO MUSEUM(パルコミュージアム)TOKYO」と、地下1階「GALLERY (ギャラリー)X」。空間演出やグラフィックデザインは、人気アートディレクターYOSHIROTTEN(ヨシロットン)さん率いるクリエーティブチーム「YAR」が手掛けた。

 幅20メートル、高さ3メートルのアートウオールをメインに展示するパルコミュージアムでは、AKIRAの全音楽を担当するアーティストグループ「芸能山城組」のBGMが鳴り響く中、アートウオール「AD2019」の「歴史」をさかのぼりながら作中の「ネオトーキョー」の世界をイメージ。展示作品の中でも特に、来場客が座って撮影もできるリアルに再現された玉座や貴重な原画作品への反響が多いという。

 物販で「特に売れ行きがすごい」(小林さん)のが、メインビジュアルがあしらわれたTシャツと、特装版の4冊組蛇腹ブック「AKIRA ART OF WALL」(1万円)。作品集となるドキュメントブックとA2ポスター付きの同書には、プロジェクトを記録したTAKAMURADAISUKEさんによる写真をはじめ、大友さん、河村さんの単独インタビューなどを収録。Tシャツは半袖(4,000円)、ロング(6,000円)をカラー、デザイン違いで各種用意し、欠品している商品も多い。

 パルコミュージアムでの展示を前に今月8日で会期を終えた地下1階・ギャラリーXでは、同作の登場人物の一人「鉄雄」の姿を巨大な立体物で表現し、立体物をはじめ会場内にコラージュプロジェクションを投影するインスタレーションを展開した。来場客の多くが主に動画を撮り、「鉄雄!」などのメッセージと共にSNSに投稿する姿も見られた。人気カプセルトイメーカー「キタンクラブ」とコラボしたアートウオールのミニチュアカプセルトイ(500円、全10種)は期間中完売し再販したという。

 かねて「AKIRA」のファンで、ウオールの発案者でもある小林さんは、オープニング企画への反響について、「2会場全体で、AKIRAが2019年に存在している『現代感』を出せた。回顧展ではなく、今ここ(渋谷)で見ること、体験することを皆さん価値として感じていただけているような気がする」と手応えを明かす。

 開催時間は10時~21時(最終日は18時閉場、入場は閉場の30分前まで)。入場料は、一般=1,000円、高校生以下=800円、未就学児無料。12月16日まで。開催記念商品は会期終了後、ウェブ通販も検討しているという。

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