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渋谷パルコ、地下に「カオス」な飲食フロア 昆虫料理、ミックスバーも

天井や床に鏡面素材を使った空間に仕上げる「カオスキッチン」

天井や床に鏡面素材を使った空間に仕上げる「カオスキッチン」

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 11月22日に開業する「渋谷PARCO(パルコ)」(渋谷区宇田川町)地下1階に、個性豊かな飲食店など28店が集積したレストランフロア「CHAOS KITCHEN」が登場する。

ジビエ料理と昆虫料理を提供する「米とサーカス」

 商業施設における食空間の価値が年々高まりを見せる中、飲食にも注力する渋谷パルコ。従来の商業施設にあるようなフードコートや、近年増えている横丁とは異なる「どこにも無い新しい飲食街」として、新宿のゴールデン街やニュー新橋ビルのような「意外性のある」店を集積したという。

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 フロアデザインは、「近代的なカオティック(混とんとしている)」をテーマに、建築家の藤本壮介さんが担当。天井や床に鏡面素材を使うことで、ショップのファサードが映り込む空間に仕上がっている。壁面には、旧渋谷パルコで使っていたロゴの「C」を飾る。

 ジビエ料理と昆虫料理を提供する「米とサーカス」(24席)は、「迷い込んだ路地裏の妖(あや)しい料理店」をイメージ。ファサードにはネオンサインの看板や動物の絵、「熊」「虫」などの文字などをあしらう。店内奥には「廃棄物」を使ったアートを飾り、天井から壁面に配するライトは、昼は暖色、夜は寒色に変化。カモやダチョウ、鹿、カンガルーなどの獣肉盛り(3種1,280円~)、オオグソクムシの姿揚げ(1,980円)などを提供する。

 酒のセレクトショップ&バー「未来日本酒店/KUBOTA SAKE BAR」(テーブル席12席、カウンター13席)は4店目の出店となる。「久保田」をはじめとする日本酒を550円から提供するほか、人工知能を用いた日本酒の味覚判定サービス「YUMMY SAKE」(2,200円)で判定した味覚タイプに合わせて酒を選べるメニューも用意する。

 韓国ビストロカフェ「KOREAN BISTRO&CAFE nyam2(ニャムニャム)」(40席)では、ランチにはスンドゥブや石焼ビビンバなどメイン1品に、チジミやチャプチェ、キムチなど5~7種ほどをビュッフェで提供。「串カツあらた」(約80席)は、既存店とは異なり店内にネオンサインを装飾。串カツ10本と野菜串8本の計18本をツリー状にして提供する「串カツツリー」(3,278円)や光るグラスで提供するレモネード(748円)を限定メニューとしてラインアップする。

 ミュージックカフェ&バー「QUATTRO LABO」(33席)は吉祥寺から移転。店頭には約4000枚のレコードをそろえ、ハンドメードの大型スピーカーで音楽を流す。レモンライス(1,000円、数量限定)やサンドイッチ(400円~)などのフードや、広島・瀬戸内産無農薬レモンを使うレモンサワー(700円)、自家製サングリア(800円)などのアルコールを提供する。

 「Tyffonium Cafe(ティフォニウム・カフェ)」では、タブレットをかざすとAR(拡張現実)コンテンツが見られる「魔法パフェ」(1,100円~)などを提供。新宿にも店を構えるミックスバー「Campy!bar(キャンピーバー)」では、ジェンダーフリーのスタッフが働く。昼の時間帯は喫茶店「はまの屋パーラー」として営業する二毛作店となる。「Jikasei MENSHO」は、樹脂製カップでラーメンを提供する新業態となる。

 このほか、代官山のビストロ「Ata」の新業態で「渋谷系ビストロ」をテーマにしたビストロ「Ata’s(アタズ)」、渋谷・美竹通りから移転するカフェ「ON THE CORNER Shibuya」、スパニッシュイタリアン「CARNICERIA(カルニセリア)」、五反田に本店を構える「うどん おにやんま」、立ち飲み天ぷら店「立呑(の)み天ぷらKIKU」、立ち飲み居酒屋「立ち飲みビールボーイ」、有楽町などに出店する「甘味 おかめ」、福岡発ハンバーグ店「極味や」、ビアレストラン「SCHMATZ Beer Dining」、創業70年を迎えたすし店「寿し常(すしつね)」が手掛ける回転ずし店「廻り寿し(まわりずし)渋谷寿し常」、英国風パブ「HUB」「82(エイティトゥ)」のコラボ店「HUB+82(ハブ+エイティトウ)」も軒を連ねる。

 加えて、パルコ直営のギャラリー「GALLERY X」、アナログレコードショップ「ユニオンレコード」、コンドーム専門店「コンドマニア」、フジロックフェスティバル公式ショップ「GAN-BAN/岩盤」、インナーウエア「HIPSHOP」、リラクゼーションサロン「QOHS(クオース)」も同フロアに混在させた。

 館内には、焼き肉店「渋谷焼肉KINTAN」、ビーガン料理「FALAFEL BROTHERS」などインバウンド需要を見込んだ飲食店を集積した7階「RESTAURANT SEVEN(レストランセブン)」のほか、1階と4階・5階・6階にも飲食テナントを配する。

 飲食店の営業時間は11時~23時30分(一部異なる)。

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