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サンロッカーズ渋谷、ロバート・サクレ選手現役引退 ファンから「衝撃」の声

213センチの長身から繰り出されるフックシュートが武器だったサクレ選手(右)

213センチの長身から繰り出されるフックシュートが武器だったサクレ選手(右)

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が7月31日、元NBAプレーヤーのロバート・サクレ選手が現役引退することを発表した。これに伴いクラブは2019-20シーズンの契約を双方合意の上、解除した。

豪快なダンクで場内を沸かせたサクレ選手

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 1989年アメリカ生まれのサクレ選手は、日本代表の八村塁選手と同じゴンザガ大卒業後4シーズンにわたってNBAのロサンゼルス・レイカーズでプレーし、Bリーグ初年度の途中である2017(平成29)年1月、SR渋谷に入団。213センチの長身から放たれるフックシュートや豪快なダンク、経験を生かしたディフェンスなどチームの大黒柱として攻守にわたりチームを支えた。オフコートでは笑顔でファンと触れ合う姿が印象的で、「サンロッカーズのファンは世界一」「愛している」といつも口にしていた。

 ライアン・ケリー選手との元レイカーズコンビでファンを沸かせた昨シーズンは、レギュラーシーズン全60試合に出場。リーグで10位に付ける1162点(1試合平均19.4点)をマークしたほか、リバウンドは552本(同9.2本)でリーグ9位、ブロックもリーグ9位となる51本(同0.9本)を記録。チャンピオンシップ出場が懸かったシーズン終盤には1試合で46点を量産したことも。昨年と今年のオールスターゲームにも出場している。

 サクレ選手は「皆さんがくれた素晴らしい機会の数々に本当に感謝している」と感謝の気持ちを表しつつ、「これからは子どもたち、家族と過ごす時間を大切にしていきたい」と引退を決めた理由を明かす。「渋谷区の皆さん、そしてサンロッカーズファンの皆さんに囲まれ本当に幸せな時間を過ごすことができた。本当に寂しいが、いつも、これからもサンロッカーズの一員。皆さんとのかけがえの無い思い出は消えることはない」とコメントを寄せた。

 クラブがSNSでサクレ選手の引退を伝えると、ファンからは「衝撃」「ショック」「びっくり」など驚きの言葉が見られる一方、「日本に来てくれてありがとう」「家族思いのサクレも大好き」「次のステップ・ステージに向けて頑張って」などの応援コメントも寄せられている。

 クラブを運営する日立サンロッカーズ(千代田区)の浦長瀬正一社長は「非常に驚いたとともに、何かの間違いであってほしいという思いで、考えられる全ての手段を講じ翻意を促した」と、サクレ選手から「引退を決意した」と連絡を受けた時の事を振り返りながらも、「彼の決意は固く、本人の意思を尊重し引退を受け入れることにした」という。

 ファンに向け「2019-20シーズンもサクレ選手の豪快なプレーが見られることを楽しみにしていた皆さまには、その期待を裏切ることとなり大変申し訳ない」と謝罪しつつ、「誰よりもチームのことを考え、ファン、スポンサー、地域を含め、SR渋谷に関わる全ての方々を大切にしてきたサクレ選手が熟慮に熟慮を重ね決断したことであり、皆さまにもご理解いただき、第二の人生を応援していただけたら」と呼び掛け、「ロバート・サクレという偉大な選手をチーム創成期に迎え、その一員として共に戦えたことは幸運だった。サクレ選手が試合に臨む際に見せてくれた『熱い気持ちや姿勢』を決して忘れることなく、チームの貴重な財産として持ち続け、一丸となって新シーズンに向けて進んでいく」と意気込む。

 SR渋谷は2019-20シーズン、外国籍選手はケリー選手とコナー・クリフォード選手の2人となり、追加で1選手と契約することができる。

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