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けが人相次ぐサンロッカーズ渋谷、A東京に大敗 「次にどう生かすかが大事」

2Qに3P2本などチームを引っ張った長谷川智也選手

2Qに3P2本などチームを引っ張った長谷川智也選手

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が4月3日、青山学院記念館(渋谷区渋谷4)でアルバルク東京(同、A東京)と戦った。観客数は2652人。

22点をマークしたライアン・ケリー選手

 山内盛久選手、盛實海翔(もりざね・かいと)選手、広瀬健太選手をけがで欠く中での戦いとなったSR渋谷。今季は開幕1カ月で2勝9敗と出遅れヘッドコーチが交代。勝ち星を優先しなくてはいけない状況ということもあり、「プレータイムが偏ったままきていたので、(けが人が)出るべくして出てしまった」(清水太志郎選手)。シーズンも終盤に入り、チャンピオンシップ出場に向け負けられない戦いが続く中、接戦を勝ち切るなど奮起する姿も見せていた最中でのアクシデントに、ベテランの清水選手はチーム状況を「ここにきて…っていう、気持ちが落ちている」と明かす。その影響かこの日の試合は「エナジーが足りなかった」と振り返る。

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 立ち上がりはスクリーンを使いディフェンスとのズレをつくりライアン・ケリー選手とロバート・サクレ選手が連続で得点を挙げるも以降はオフェンスが停滞し、第1クオーター(Q)から13-26とリードを許す。第2Qには、「責任を感じながらプレーした」という長谷川智也選手が3ポイント(P)シュート2本を決めたりドライブ(ドリブルでゴールに迫るプレー)でファウルを誘ったりチームを引っ張った。

 第3Qにはベンドラメ礼生選手のドライブやサクレ選手のフックシュートなど得意のプレーも見られたほか、満原優樹選手のオフェンスリバウンドからケリー選手のダンク、ミスマッチを生かした伊藤駿(たかし)選手の1対1などで得点を挙げるも、リバウンドから速攻を出され3Pを100%の確率で決められるなど、A東京に33得点を許し、点差を広げられる。最終Qには次節に向けサクレ選手とケリー選手を温存し、日本人ラインアップで奮起するも61-110で大敗を喫した。

 ディフェンスでは、スクリーンに対してアンダー(スクリーナーの後ろ)を通り外角のショットを打たせる戦術を取ったが、A東京に高確率で決められた。伊藤選手は「プラン通りの守り方をした結果だが、個人的にはもう少し変化させて良かったのかな」と見解を示した。オフェンスについては「個人としてもチームとしてもよく研究され、(A東京の)ディフェンスが機能した。前半あれだけタフショットを打たされて自分たちのバスケができなかった」とも。

 試合後「大敗」と振り返った伊佐勉ヘッドコーチ。けが人が相次ぐ状況も「そこまで影響はない」としつつ、攻撃を組み立てる役割を担う山内選手、ドライブを仕掛けられる広瀬選手、盛實選手の離脱に「想定内のことが起きている。伊藤とベンドラメに負担がかかりすぎている」と懸念。A東京は伊藤選手とベンドラメ選手にはオールコートでプレッシャーをかけ続けていたこともあり「疲れてプッシュができなくなった」と、チームが目指す早い展開の攻撃も見られなかった。実際に伊藤選手も試合後には「疲れた」と吐露した。それでも「やるしかない。礼生、ロブ、ライアンに気持ちよくプレーさせること。点を取れる選手はいるのでクリエートすることにフォーカスし続けたい」と意気込む。

 週末の6日・7日にはまたすぐ試合が控えている。清水選手は「反省するところはして、切り替えなくてはいけない。このままズルズルいくようだったらそれまで。プロであるからには次にどう生かすかが大事」と次節を見据える。対戦相手の秋田ノーザンハピネッツはアグレッシブなディフェンスが持ち味のチームだが、長谷川選手は「プレッシャーには対応できると思う。僕らがもっとがむしゃらにやらないといけない」と気を引き締める。

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