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渋谷・金王八幡宮の「金王桜」が満開に 社殿背景に桜ほころぶ

満開を迎えている金王八幡宮の「金王桜」

満開を迎えている金王八幡宮の「金王桜」

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 春らしい陽気が続く中、金王八幡宮(渋谷区渋谷3)の「金王桜」が現在、満開を迎えている。

満開の桜

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 渋谷氏歴代の居城・渋谷城跡の一部に当たる金王八幡宮の一角で花を咲かせる金王桜は、勇将らしい最期を遂げたという渋谷金王丸の忠義をしのび源義朝が植えさせたといわれる歴史を持ち、渋谷区指定天然記念物にも指定される。「江戸三名桜」の一つとして、一枝に一重と八重が混じるのが特徴で、例年、同じ敷地内のソメイヨシノよりも早く開花している。

 全国的に4月並みの暖かさとなった3月26日には八分咲きほどとなり、区内でも最高気温20度となった27日には、青い空や社殿を背景に、満開に咲き誇る桜の花や時折吹く強い風による桜吹雪などが見られている。ほころぶ桜の到来に、訪れた人たちがスマートフォンやカメラを手に桜の花を写真に収める様子も。

 桜の開花に合わせ3月30日・31日には、オペラ奉納や箏(そう)・ジャズ演奏や大道芸などのほか、焼き鳥や豚汁、綿菓子などの屋台や抹茶所、カラオケなどを展開する「金王桜まつり」も開催する。開催時間は11時30分~17時。30日11時30分~14時には、年に1度となる金王丸尊像年の開帳が行われる。

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