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渋谷ヒカリエでEテレ「平成ネット史(仮)」展 懐かしのガジェット鑑定も

時系列で「ネット史」を紹介する高さ3メートルの「インタラクティブ年表」

時系列で「ネット史」を紹介する高さ3メートルの「インタラクティブ年表」

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 Eテレの正月特番と連動するイベント「平成ネット史(仮)」展が1月11日より、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階ホールAホワイエで始まった。主催はNHK。

会場には「番組セット」も展示

 1月2日・3日の2夜連続で放送した正月特番「平成ネット史(仮)」。堀江貴文さんや落合陽一さんらが出演し、「Windows95」が発売された1995年から平成の終わりまでを振り返りながら、「日本のネット史」をひも解いた。番組プロデューサーの神原一光さんは「番組を制作する僕らスタッフはアラフォー、アラサーが多く、インターネットで青春を過ごしてきた世代のため、平成の終わりに自分たちが懐かしく思うものを見てみたかった」と番組を企画した意図を明かし、「ただ、それでは視聴者が見たいものとズレが生じてしまうため、事前にツイッターで取り上げてほしいものを募集し、それをまとめていった」という。

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 アラフォーを軸に「30~50代」をメインターゲットとした今回のイベント。会場では、特番で紹介した「平成のネット史」を高さ3×幅20メートルの壁面に掲出し紹介するほか、「公衆電話」「ポケベル」「ガラケー」などの実機、特番で使った番組セットをそのまま展示する。来場者は入り口で顔写真を撮影し、年齢や性別などの情報を事前登録することで、「ガングロメーク体験」「VTuber体験」「アスキーアート化体験」など、平成のネット史を象徴するブームやトレンドを、その場で「自分の歴史」として追体験することができる。さらに会場奥に設置された220インチの大型4Kモニターでは、「あなたはインターネットで幸せになりましたか?」などの質問に対して、来場者の回答が一般の中で主流なのか否かを映し出すなど、会場内にはインタラクティブな仕掛けも用意する。

 会期中、会場では展示企画のほか、「夜の部」「昼の部」でトークイベントも開催。「夜の部」トークイベント「平成ネット夜話」では11日、批評家・宇野常寛さんらが登壇し、「インターネット もう少しスピードダウンしませんか?」をテーマに「SNS疲れ」などを語り合う。12日は、ネット文化をけん引した「76世代」の博報堂DYメディアパートナーズ・森永真弓さんらが女子目線で「平成ネット史」を語る「インターネット女子会」。13日は、テキストサイト「侍魂(さむらいだましい)」の運営者・健さんらが「よみがえれ テキストサイト」をテーマにネット黎明期のブームを振り返る。開催時間は各日19時30分~21時、整理券は当日13時より会場入り口で配布。定員60人。

 12日には「昼の部」トークイベントとして、「あなたの平成ネット史 なつかしガジェット鑑定ショー」を開催。「デイリーポータルZ」林雄司編集長らが、来場者が持参したポケベルやPHS、デジカメなどの懐かしのガジェット、部屋の片隅に眠っていた思い出のグッズを鑑定していく。開催時間は11時30分~12時30分。観覧希望は当日10時より会場入り口で整理券配布(定員50人)、鑑定希望者は思い出の品を持参の上、当日10時より会場入り口で鑑定チケット配布(先着10人)。

 「展示の中にインタラクティブポイントを設けることで、単なるネットの歴史の振り返りだけではなく、自分の、あなたの歴史として楽しるようにした。特に渋谷はネットと親和性が高いので、中高校生時代に渋谷で過ごした30~50代の方々にお越しいただき盛り上がれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~19時。入場無料。今月14日まで。

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超!シブヤ経済新聞