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スパイラルで「シチズン」100年展 地板7万2000枚使ったインスタレーション

「地板」約7万2000枚を使うインスタレーション「LIGHT is TIME-We Celebrate Time ver.」

「地板」約7万2000枚を使うインスタレーション「LIGHT is TIME-We Celebrate Time ver.」

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 シチズン時計(西東京市)創業100周年記念イベント「CITIZEN『We Celebrate Time』100周年展」が現在、スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)1階スパイラルガーデンで開催されている。

歴代の時計を展示する一角

 メイン展示は「光と時」をテーマにしたインスタレーション「LIGHT is TIME-We Celebrate Time ver.」。2013年から同社が建築家の田根剛さんと共に制作している同インスタレーションは、2014年に伊ミラノで開かれたデザインの祭典「ミラノデザインウィーク(通称=ミラノ サローネ)」のオフィシャルコンペティションで2部門を受賞。同所での凱旋展示時には、約7万2000人が来場した。

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 最新作となるインスタレーションは、同社の腕時計の基盤部品である金色の「地板(じいた)」約7万2000枚を天井から放射線状につるし、天井高12メートル以上の吹き抜け空間(アトリウム)に2重の円を描いた。コンピューターで制御したライティングで演出することでさまざまな表情を見せる。作品は中からやアトリウム周辺のスロープなどさまざまな角度から見られる。

 このほか、「Thinking Time」コーナーでは、設立時の社名「尚工舎(しょうこうしゃ)時計研究所」時の第1号「16型懐中時計」(1924年)、1966(昭和41)年に採用された車掌用の腕時計「シチズンエース」(1961年)、5ミリ×6ミリの極小ムーブメントを使った「ミーム・オブ・シチズン」(2002年)など、アイコニックな歴代モデルを展示。製造風景生映像や使っている道具なども紹介する。

 1967(昭和42)年~1970(昭和45)年に同社の広報誌に連載されていた、「時計」をテーマにした寺山修司の掌編小説の中から選んだ15編は、現代の作家が描き下ろしたイラストや同社の社員の朗読と共に紹介。15編を収めた書籍「時をめぐる幻想」は販売もしている。

 開催時間は11時~20時。入場無料。12月16日まで。

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