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銀座線渋谷駅で線路移設工事始まる 渋谷駅~表参道駅間など運休

大型クレーンで黄色の枕木などを運ぶ様子

大型クレーンで黄色の枕木などを運ぶ様子

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 東京メトロ銀座線渋谷駅付近で11月5日、線路の移設工事が始まった。

新しい線路のレールを搬入する

 1938(昭和13)年に開業し、1日平均約21万人が利用しているという銀座線渋谷駅。開業以来大規模な改修は行っていないため、さまざまな課題を抱えている。2009年1月から、渋谷駅周辺で行われている再開発「渋谷駅街区基盤整備」に合わせてリニューアルを進めている。

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 工事では現在東急百貨店・東横店3階に位置する同駅を、渋谷駅東口広場や明治通りの上に当たる表参道駅方向へ約130メートル移設し、現在の相対式ホームから1面2線の島式ホームに変更。ホーム幅は従来の約1.7倍に拡幅して混雑緩和を図るほかホームドアも設置する。

 今回の工事区間は、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)横から同駅手前までの約176メートル。線路北側に新しい橋梁を設置する際に現在の線路が支障をきたすため、約3.5メートル南側に移設することで橋梁設置スペースを確保するもの。これまで運行時間外などで作業を進めてきたが、線路の切り替えには時間がかかることから同線の一部で区間運休して工事を行っている。

 工事に当たり4日夜間から明治通りと駅東口バスロータリーの一部を車線規制し、大型クレーンを線路沿いに設置。「サードレール」と呼ぶ走行用レールと並行して敷設している給電用レールなどの撤去、使わなくなったレールの切断などを行った後、大型クレーン2基を使って新しい橋梁や黄色の枕木、新しいレールを搬入・設置していった。

 5日には浅草から渋谷方向に走行する線路、19日には渋谷から浅草方向に走行する線路の工事を行う。6日・20日は「サードレール」の復旧やケーブルや回路などの復旧、確認、検査、点検、月曜日に向けた試験列車走行を行う。工事には1日100人強の作業員が携わるという。

 期間中、渋谷駅~表参道駅間と青山一丁目駅~溜池山王駅間を終日運休し、表参道駅~青山一丁目駅間、溜池山王駅~浅草駅間それぞれで折り返し運転している。表参道駅~青山一丁目駅間は単線運転で、行き先表示も「表参道」「青山一丁目」と見慣れない表記になっている。表参道駅などには、カメラを持った鉄道好きの人たちの姿も多く見られた。

 区間運休日は、11月5日~6日、同19日~20日の始発から終電まで。19日~20日が中止となった場合、同26日~27日に変更予定。各日特別ダイヤで運行する。

 今月設置しているレールは仮設で、今後は新ホーム設置に向けた準備や分岐器(ポイント)設置に向けた準備などで3回の線路の切り替え工事を予定している。ホームの供用開始は2019年度、完工は2021年度を予定する。総工費は約290億円。

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