西武渋谷店（渋谷区宇田川町）A館・7階特設会場で現在、「サイコパス原画展」が開催されている。

追加展示している劇場版冒頭シーンの絵コンテ

　「サイコパス」は、人間の心理状態や性格的傾向を「PSYCHO-PASS（サイコパス）」という値で数値化し管理する近未来を舞台に、犯罪に立ち向かう警察組織「公安局」の刑事たち活躍や葛藤を描くSFアニメ。監督を劇場版「BLOOD-C The Last Dark」などを手掛けた塩谷直義さん、キャラクター原案を「家庭教師ヒットマンREBORN!」などで知られる漫画家・天野明さんが、それぞれ担当。アニメーションは、Production I.Gが手掛けている。2012年～2013年に第1期が、昨年第2期が放送され、昨年1月に劇場版が公開された。

　今年1月に西武池袋本店（豊島区）で開催されるなどした同展。場内には、劇場版の原画を中心に、塩谷さんの制作資料、テレビシリーズの台本、イラスト原画、場面写真、設定資料など 300 点以上を展示。同店では、劇場版冒頭シーンの絵コンテや本編の原画も追加展示した。会場では、主要キャラクターの1人、狡噛慎也（こうがみしんや）の声を担当する声優・関智一さんによる展示解説「ボイスガイド」（600円）を用意している。

　併設するショップでは、原画集（4,860円）や原画デザインのクリアファイル（756円）、ポストカード（162円）、「公安局折りたたみコンテナ」（7,020円）などを販売する。

　開催時間は10時～21時（日曜・祝日、8月17日は20時まで、最終日は17時まで、入場は閉場30分前まで）。入場料は一般800円、高校・大学生600円ほか。8月21日まで。