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渋谷区郷土博物館・文学館で「渋谷を流れた川の写真展」 明治~昭和期に撮影した写真

1956年に撮影された「春の小川」のモデルとされる河骨川

1956年に撮影された「春の小川」のモデルとされる河骨川

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 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館(渋谷区東4、TEL 03-3486-2791)で8月13日、「渋谷を流れた川の写真展」が始まる。

1901年に撮影された渋谷駅付近の渋谷川

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 唱歌「春の小川」のモデルとされる河骨川をはじめ、かつて渋谷区内には数多くの中小河川が流れていたが、昭和40年代前半までにそのほとんどが暗渠(あんきょ)化されたという。

 同展では、1901(明治34)年~1977(昭和52)年の間に撮影された渋谷区内の川の写真25点を展示。水田や林の中を流れる川や暗渠工事によって姿を消そうとする川などの写真を通して、約100年の間に郊外から都心へと変わっていく渋谷の姿を紹介する。かつての写真と現代の同じ場所から撮影したカラー写真を比較展示するほか、暗渠工事の図面や橋の銘板なども展示する予定。

 期間中、今月27日・9月17日(いずれも14時~)には学芸員による展示解説を行う。

 開館時間は11時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は直後の平日)。入場料は、一般=100円、小中学生=50円。10月16日まで。

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