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渋谷で「バケモノの子」舞台あいさつ 細田守監督・宮崎あおいさん・染谷将太さん

(左から)細田守監督・宮崎あおいさん・染谷将太さん

(左から)細田守監督・宮崎あおいさん・染谷将太さん

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 TOHOシネマズ渋谷(渋谷区道玄坂2)で7月29日、映画「バケモノの子」の舞台あいさつが行われた。

ヒカリエで開催中の「バケモノの子」展を鑑賞する細田監督ら

 人間界・渋谷とバケモノ界「渋天街(じゅうてんがい)」を舞台にした同作は、熊徹(くまてつ)と渋天街に迷い込んだ少年・九太の師弟関係を中心に、渋天街での修行や冒険、渋谷でのアクション、親子の絆などを描いているアニメーション作品。「時をかける少女」(2006年)など手掛けた全作品がヒットを記録している細田守監督3年ぶりの作品としても注目を集め、公開から18日目となった今月28日の時点で、興行収入は27憶6,000万円を突破、動員数は212万2000万人以上に上っているという。

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 「ヒット御礼」として、細田監督と九太の声を演じた宮崎あおいさん(少年期)・染谷将太さん(青年期)の3人が登場。同作の舞台にもなっている渋谷での舞台あいさつに細田監督は「渋谷でこの映画の話ができるのは楽しみ」とあいさつ。染谷さんも「この夏渋谷で『バケモノの子』を見るというのはいいなって思う。自分もこの夏一番したいこと…します」と宣言した。

 渋谷を舞台にすることは「あまり前例がないので、アニメ映画を作っている僕としては大きなハードルだった」と細田監督。「昨年のロケハン中に(東急)東横線の出口が変わったし、渋谷は行き慣れないと自分がどこにいるのか分からなくなる。最初は距離がある街に感じていたが、そういう迷宮みたいなところが逆に面白い。自分の行きたい所じゃない場所につながっちゃうような面白さが渋谷にはある。そう思えた時から(渋谷が)がぜん魅力的に思えてきた」と振り返り、「そこが渋天街につながる着想になったのではないか」と話した。

 さらに、渋谷を象徴する駅前のスクランブル交差点を登場させるのに「皆が知っていて行ったことがあって、たくさんの人が行き交う中に紛れた感じを映画に出すのは大変なことだった。映画を見終わった後、渋谷の街・スクランブル交差点を見て映画村に来たような感じになればいいと思った」という。

 同作を製作したスタジオ地図を訪れ製作過程の一部を見たという宮崎さんは、実際に渋谷の通りに植えられている木や建っている建築物なども映画の背景で描いていることに「リンクさせている細かさが素晴らしいと思った」と驚いた様子で、染谷さんも「渋谷も開発されて景色が変わっていくと思うが、映画として残っていくことはすてきだと思う」と話した。

 イベントでは「祝210万人」という文字のアイシングクッキーや作中に登場するキャラクター「チコ」を模したスイーツを飾ったケーキがサプライズで登場。「チコだ。かわいい」とつぶやいた宮崎さんに対し染谷さんは、「俺にはチコは食べられない。持って帰りたいくらい」と一言。細田監督は「すごくおいしそう。(来場客)皆さんと分かち合いたいくらい」と笑顔を見せた。

 舞台あいさつを前に細田監督らは、渋谷ヒカリエ(渋谷2)内で開催中の「バケモノの子」展(8月30日まで)も観賞。染谷さんは会場で販売されているグッズのTシャツを着ていたが「間違ってレディスで…」と笑いを誘った。宮崎さんは「映画を見てから見ると違った見方もできると思うし、1つのシーンを作るのにいろんな人が動かした手とか、人間を感じられる場所だった」と来場を勧めた。

 最後に細田監督は「ヒット記念を迎えられてうれしい。スタッフやキャストに恵まれお客さんに支えられ、あらためてこの作品は幸運な作品」と喜びを表現した。

 同作は全国458スクリーンで上映中。

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