渋谷再開発、230メートルの超高層ビル屋上に展望施設 2019年度開業へ

渋谷ヒカリエ(写真左手)より高い約230メートルに位置する屋外展望施設のイメージ

渋谷ヒカリエ(写真左手)より高い約230メートルに位置する屋外展望施設のイメージ

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 東横線旧渋谷駅跡を中心に工事が進んでいる「渋谷駅街区開発計画」東棟の屋上に展望施設が設置されることが7月2日、明らかになった。

屋外展望施設からスクランブル交差点を望むイメージ

 昨年7月に本格着工した同棟。地上47階・地下7階のビルで渋谷ヒカリエより約50メートル高い約230メートルになる。当初屋上は塔屋となる予定だったが、2020年に五輪・パラリンピックの開催が決まり、外国人旅行客など来街者の増加が見込めることから「渋谷の新たな観光名所」を目指して展望施設に計画を変更した。

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 高さ約230メートルに当たる屋外展望施設の広さは約3000平方メートル。超高層ビルの屋上を全面的に活用した屋外展望施設としては「日本最大級の規模(面積)」になるという。周囲は視界をふさがないよう全面ガラス張りにし、ドリンクを提供するバーカウンター、ヘリポートを設備する予定。併せて、高さ約210メートルになる45階の一部と46階は屋内展望施設にする。46階から屋外展望施設にかけては屋外に設置するエスカレーターと階段で移動できるようにする。展望施設の利用料などは現在検討中。

 渋谷駅周辺地区における再開発の中核となる同計画では、同棟と西棟、中央棟の3棟が新たに建設されることが決まっている。東棟の延べ床面積は約18万1000平方メートル。事務所、店舗、駐車場から成り、2階部分で渋谷ヒカリエの開業に伴い新設された連絡通路(跨道橋)とつながる。低・中層部には店舗面積約3万平方メートルの商業施設を設け、その上には、「クリエーティブ・コンテンツ産業のイノベーションを促進する」文化施設を備える。高層部は賃貸面積約7万3000平方メートルのオフィスとなる。

 南東には東京スカイツリー、北東には新国立競技場や代々木公園、南西は横浜方面、北西には富士山などが眺望できるため、東急電鉄の都市創造本部・開発事業部渋谷開発一部の奥木卓司課長は「世界的な観光名所になれば」と期待を込める。

 東棟は2019年度開業予定。

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