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代官山のセレクトショップ「ラブレス」移転-売り上げ好調、売り場2倍に

店内の様子。左側にレディス、右側にメンズをそれぞれ展開する

店内の様子。左側にレディス、右側にメンズをそれぞれ展開する

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 代官山・八幡通りに9月14日、セレクトショップ「LOVERESS代官山」(渋谷区代官山町、TEL 03-3770-1991)が移転オープンする。経営は三陽商会(新宿区)。

レディスを扱うエリア

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 国内外のハイブランドとクリエーティブブランドを提案するとともに、オリジナルブランド「ラブレス」「ギルドプライム」を扱う同店。同店とその姉妹店「ギルドプライム」を展開する同社のセレクトショップ事業の今年1月~6月の売り上げは、前年比130%で推移するなど好調だという。

 そうした中、同所の契約満了を機に移転を決め、代官山蔦屋書店(猿楽町)のオープンに伴いにぎわいをみせている八幡通り側に店を移し、売り上げ向上を図る。旧代官山店は2008年、同じ八幡通りの商業施設「アドレス・ディセ」に出店していた。

 新代官山店の店舗面積はワンフロアで430平方メートル。旧店の約2倍に拡大。「天空の城」をテーマに、廃虚となった城をイメージしたがれきや壁面の植物の装飾などを施す。会計を待つ間など、商品購入客にコーヒーやジュースなどを無料で提供するバーカウンターも新たに設け、「ショッピング前後も楽しめる」工夫を施す。

 商品はウエア・アクセサリー・服飾雑貨をそろえ、メンズ・レディス合わせて100ブランド以上を展開。仏発「モンクレール」などを新たに取り扱い始めるほか、品ぞろえも拡大。オリジナルブランドと買い付けブランドの構成比は3対7程度。ドレッシーなアイテムを求める富裕層からカジュアルなアイテムを求める若い来街者までさまざまな客層が来店するため、商品も幅広くそろえる。代官山店の来店客は20代半ば~30代が中心で、入店率は女性客の方が多いが、売り上げは男女半々ほどだという。

 買い付けブランドは、バッグを中心とした「MCM」や、ロンドン発「アレクダンサーマックイーン」、東コレに出展するメンズブランド「yoshio kubo」、レディスブランド「muller of yoshiokubo」ほか。エクスシーブルブランドやコラボアイテムなどに力を入れ、独自の世界観を表現する。

 営業時間は11時~20時。

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