南青山に会員制サテライトオフィス-東急不動産が新事業

全会員が利用できるラウンジのイメージ

全会員が利用できるラウンジのイメージ

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 南青山3丁目交差点の「スプライン青山東急ビル」(港区南青山3)6階に3月、会員制サテライトオフィス「Busiess-Airport(ビジネスエアポート)」がオープンする。企画・運営は同ビルを運営する東急不動産(渋谷区道玄坂1)。

「スプライン青山東急ビル」外観

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 同社が新事業として立ち上げた同所。IT化や生産労働人口の減少に伴うホワイトカラーの時間生産性向上など「企業が抱える社会的ニーズ」に対応し、ビジネスマンの外出時の隙間時間の有効活用など多様な働き方に対応する場を目指す。同所を1拠点目として実験店に位置付ける。

 フロア面積は640.83平方メートル。60~70席用意するシェアワークプレイス、2~5人用の個室13部屋(9.5平方メートル~15.53平方メートル)を用意するサービスオフィス、1~3人向けの個室25ブース(2.2平方メートル~6.6平方メートル)を用意するパーソナルブースで構成。全会員が利用できるラウンジも設ける。

 利用料は、シェアワークプレイス=フルタイム会員(利用時間=8時~23時)月額3万1,500円、プライベート会員(同=平日17時~23時、休日8時~23時)同1万2,600円、ドロップイン会員(同=受付時間~23時)1回3,150円。サービスオフィス(24時間)=月額14万7,000円~36万8,000円。パーソナルブース(24時間)=同6万3,000円~18万9,000円。いずれも初回登録時にカード発行手数料1,050円が別途かかる。

 同所では、会員向けの交流イベントやフューチャーセッションなど「コミュニティーサポート」サービスも導入。今後はSNSと連動し、会員同士で「新たなビジネスチャンスを創出する」環境設備も行うという。

 同様の施設は今後、渋谷や新宿、新橋、地方主要都市など「ビジネスマンに最適な立地」に順次開設。立地に合わせ、サービス内容や会員形態を変えて展開するほか、全施設を利用できる共通会員制の導入などを予定する。

 現在会員を募集中。3月上旬にサービスオフィス、パーソナルブースを先行オープン、同15日にグランドオープン予定。24時間営業(ラウンジは8時~23時)。

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