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原宿に広島焼き・鉄板焼き店「うさぎ」-3年修行した兄弟が出店

障子柄のしっくいの壁やカウンター席の前のは5.3メートルの鉄板が特徴的な店内

障子柄のしっくいの壁やカウンター席の前のは5.3メートルの鉄板が特徴的な店内

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 原宿駅・竹下口近くに9月7日、「元祖廣島焼・鉄板焼 うさぎ」(渋谷区神宮前1、TEL 03-6804-2944)がオープンした。経営はkenko(千葉県船橋市)。

店頭には高さ1メートルを超すちょうちんを設置

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 赤木健一さん・康二さん兄弟が開いた同店。かねて「広島焼き店を開きたい」という夢を諦めた経験を持つ父親に「(2人で)店をやらないか」と言われたことから出店を決意。会社員として働いていた2人は職を離れ、健一さんは広島お好み焼き店「Big-Pig 神田西口店」(千代田区)で、康二さんは「そぞ」(広島県広島市)で、それぞれ3年間修行して出店にこぎ着けた。

 店名は、群れをなすことや温厚な性格から「円満」、「兎(ウサギ)の登り坂」ということわざから「飛躍」「繁栄」の意味を持ち「めでたい動物」でもある「うさぎ」と命名。店舗面積は約12.5坪。席数は26席を用意。店頭には高さ1メートルを超すちょうちんをディスプレー。「和モダン」をコンセプトにした店内は、障子柄のしっくいの壁や昭和風情を醸し出す電球が特徴。カウンター席の前には5.3メートルの鉄板を設置した。

 エビの粉末などが入っている広島焼き専門の粉、広島県産・宝島ねぎなどを使い「素材のうま味を生かして」作る同店のメニュー。ランチは、サラダとドリンクが付く「肉玉」、焼きそばかうどん(以上各900円)、海鮮焼きそばかうどん(1,200円)を用意。ディナーには、イカ天や「たっぷり」かけるネギが特徴の「うさぎスペシャル」(1,000円)、中に餅やチーズを入れ上からパルメザンチーズをかける「もちチーズ」(1,100円)など6種の広島焼きを用意。トッピングは、上にかける卵(150円)、ネギ(200円)、中に入れる「特製イカ天」「肉ダブル」、明太子(各200円)などをそろえる。

 鉄板焼きは「とん平焼き」(650円)や「なすのしょうが焼き」(500円)、「チャンジャホルモン」(900円)、「とりもも肉照りマヨ焼き」(650円)、「宮島産カキバター」(800円)など。「広島菜」(400円)や「半熟卵のシーザーサラダ」(600円)などの一品料理も提供する。客単価は、ランチ=900円、ディナー=2,500円。

 オープン後の利用客層は20~30代が中心で、ディナーは50~70代の来店も増えるという。現在の男女比は4対6程度。「人と人のつながりを大切に、店名に込めたような、円満や繁盛、明日への活力などをお客さまと共有できれば」と健一さん。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~24時。

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