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恵比寿にイタリアン「マジカメンテ」-地域密着のカジュアル店目指す

木目を基調とした店内にはイタリア製の調度品やアンティークの家具などを配置

木目を基調とした店内にはイタリア製の調度品やアンティークの家具などを配置

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 恵比寿駅西口・恵比寿神社近くに2月2日、イタリアンレストラン「Antica Osteria della Magicamente(アンティカ オステリア マジカメンテ)」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-5459-5779)がオープンした。経営はイーデザイン(恵比寿南1)。

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 スペインバルや比内地鶏の焼き鳥店などを展開する同社6店舗目。料理を担当するのは、同社佐藤充社長の兄でシェフの佐藤崇之さん。「Casa Verde」(横浜市青葉台)の料理長、「Braceria La Fame」(代官山)の料理長兼店長を任されるなど長年イタリアンに携わってきた。「銀座と並ぶ有数の飲食激戦地。競合店や客のレベルが高く仕事の醍醐味がある街」と、恵比寿での出店を決めた。

 店名は「古き魔法のレストラン」を意味するイタリア語。店舗面積は約15坪。席数は35席を用意。店頭にはテラス席を設けるほか、ウッドデッキを店内まで取り入れ「一体感」を演出。店内には一点物の調度品やテラコッタ、アンティークチークの家具などを置く。

 香川県「蒲田牧場」の鎌田牛や埼玉県「高橋農園」のトマト、産直の魚介類など「生産者の顔が見える」素材にこだわる同店。ランチは「本日のパスタ」や自家製パンなどが付く「Menu Solo Pasta」(1,000円)や前菜盛り合わせ、パスタ、デザート盛り合わせなどが付く「Menu Corso」(2,000円、要予約)などを提供。

 ディナーは、専用の道具で圧縮し絞り出す全粒粉入りの太麺「ビーゴリ・スクーリ」やらせん状の編み棒に巻きつけて作るロングパスタ「ブジアーテ」、詰め物パスタ「ラビオリ」など手打ちパスタを使ったパスタメニューをはじめ、「柏産幻霜ポークのサルシッチャ」(1本680円)、「有機野菜の炭火焼き 香ばしいアンチョビソース」(1,480円)、「ヴェネツィア風イカ墨のリゾット」(1,300円)などをそろえる。アルコールは生ビール(580円)やイタリアンワイン(ボトル、3,900円~)など。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=6,000円。

 オープン後は30~50代を中心に来店があるという。「地域密着型で、気持ちよく『わがまま』を言えるような店でありたい。店内での時間がゆったり、あっという間に過ぎていくような店にしたい」とシェフの佐藤さん。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~24時。

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