

公益財団法人ゴールドリボン・ネットワーク(東京都豊島区/理事長:熱田和実)は、このたび小児がん治療に伴う経済的負担の増加を受け、当法人が運営する 「GRN交通費等補助金制度」 と 「GRNひとり親支援制度」 の支援対象および助成額を拡大しました。
■制度拡大の背景
当法人は2014年に小児がん交通費等補助金制度を設け、小児がん治療のため遠隔地へ通院・入院する際の交通費・宿泊費の支援を始めました。この制度は、補助金上限額の引き上げや、収入要件の緩和などといった拡大を繰り返しながら現在に至るまで「GRN交通費等補助金制度」として継続しています。
さらに、2025年には近年の小児がん治療の多様化を受け、従来の診断・入院治療(治験含む)のための交通費・宿泊費に加えて、分子標的薬を用いた臨床試験や患者申出療養制度など、主治医の判断による特別な抗腫瘍治療を受けるための外来通院に要する交通費・宿泊費についても対象に加えるなど、より多くのご家庭に支援をお届けできるように見直しています。
このGRN交通費等補助金制度では、2025年末時点で延べ約1,400件・総額約1億9,000万円を支援してきました。
また、2022年からはひとり親世帯を対象とした入院支援金制度「GRNひとり親支援制度」を開始し、子どもの付き添いによる休職・退職・時短勤務などで家計が圧迫される家庭を支援してきました。
こちらについては、2025年末までの4年間で2,805万円を支援しました。
しかしながら、近年、物価上昇や交通費・宿泊費の高騰により、治療に伴う経済的負担はさらに増加しています。この状況を踏まえ、当法人はこれらふたつの制度において、さらに収入要件の緩和と助成額の引き上げ を行いました。
この変更は、2026年7月申請受け付け分より適用を開始しています。
