渋谷にシェアオフィス「テント」-チーム単位で入居、3D「図工室」も

法人・チームが最大10組入居できる「ten-to」

法人・チームが最大10組入居できる「ten-to」

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 渋谷・みやしたこうえん近くに2月1日、チーム単位で入居可能なシェアオフィス「ten-to(テント)」(渋谷区渋谷1)がオープンした。

 家入一真さん率いるパーティカンパニー(同)、シェアオフィスの運営などを手掛けるnomad(港区)が共同運営、ツクルバ(渋谷3)がプロデュースを手掛ける。似た側面を持つ多様なチーム同士が互いのノウハウやスキルを共有、コラボレーションのきっかけが生まれるコミュニティーを目指す。

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 3社は昨年、それぞれが運営するワークスペースを利用できる「TOKYO NOMAD NETWORK」を立ち上げた。しかし予想に反し1カ所を主体にする利用者が多かったことや、入居者同士がチームを作って活動する姿が見られたことなどから、「チームで働ける場所」をつくったという。「僕たちも目的を共有できればご協力できることが増えてくる。まずはそういう環境をつくってみたいと思った」とnomad小笠原治社長。

 パーティカンパニーのシェアオフィス「partyground」を改装。面積は約220平方メートル。席数は62席ほど(うちフリーアドレス12席)で、3~10人程度の法人・チームが最大10組入居できる。6人用のミーティングルーム2室、無線・有線LAN、複合機完備。内装は「風通しの良いオープンな空間」に仕上げた。かねて使っていた机などを再配置したほか、看板を机に、間仕切りを会議室にそれぞれ活用するなど、既存のものを使い新しいものを作る「アップサイクル」を採用した。

 利用料(月額)は、カンパニープラン(利用人数3~6人)=8万1,000円~18万円、固定席プラン(1人)=4万5,000円または5万5,000円、ブースプラン(同)=6万5,000円または9万5,000円、フリーアドレス=登記無し2万1,000円、登記あり3万1500円。契約期間は1年。入居者はnomadが手掛ける「NOMAD NEW’S BASE」も無料で利用できる。

 3月21日には、3Dの使い方を考えるための設備と、ワークショップを行う「しぶや図工室」を始める予定。3Dスキャナー2種、モデラー1種、プリンター2種、CAD2種を備えるほか、「ものづくり系女子」の神田沙織さんらを講師に迎えワークショップを開くという。現在、マイクロ・パトロン・プラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で支援を募っている。目標金額は100万円。

 「コンセプトは『オープン』『シェア』『ジョイン』。個人ではなくチームとして必要なことをオープンにして、やっていることをシェアしていただいて、他のチームとジョインしていくと、面白いことが生み出せる方たちが集まっていただけるのでは」と小笠原社長。「どこまでのことができるかまだ分からないが、個人というよりチームに対するサービスを充実させていければ」と意欲を見せる。

 ツクルバの建築家・山道(さんどう)拓人さんは「大人のための学び(やみたいになれば。『しぶや図工室』もそうだが、仕事をするだけでなく、互いの知恵を出し合うなどして、切磋琢磨(せっさたくま)できる場になれば」と話す。

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