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銀座線・旧表参道駅ホームにミステリー・ステーション?-映画「プロメテウス」PR

旧・表参道駅に登場した期間限定プラットホーム「ミステリー・ステーション」

旧・表参道駅に登場した期間限定プラットホーム「ミステリー・ステーション」

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 東京メトロ銀座線・渋谷駅と表参道駅の間に位置する旧表参道駅ホームに8月6日、「ミステリー・ステーション」が登場した。

「プロメテウス」のキービジュアルとなっている巨人の顔を設置している様子

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 今月24日から全国ロードショー公開されるミステリー映画「プロメテウス」のプロモーション。使われなくなったホームで展開する広告として、期間限定のプラットホーム「ミステリー・ステーション」を設置。今年の5月のフランス公開時にはパリでも同様のプロモーションを行った。

 「ミステリー・ステーション」の長さは18メートル。同所にはポスターやチラシなどにも掲出している像を設置。サイズは高さ2.2メートル、幅1.42メートル、背景の幅4メートル。総製作費は設置・運搬費込みで約2,000万円。

 地球上の古代遺跡から発見された共通のサインを「宇宙からの招待状」と分析した科学者エリザベス(ノオミ・ラパスさん)らは宇宙船プロメテウス号で地球を旅立つ。2年以上の航海を経て、たどり着いた「未知の惑星」で「人類の起源」を探し求める。

 メガホンを取ったのはイギリスのリドリー・スコット監督。1937年生まれ。アートスクールで学んだ後BBC(英国放送協会)に入社。退社後、弟のトニー・スコットさんとともにCF制作会社RSAを設立。多くのCFを手掛け、「デュエリスト/決闘者」(1977年)で監督デビュー。同作でカンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞した。そのほか、「エイリアン」(1979年)や「グラディエーター」(2000年)などを手掛け、2003年には大英帝国勲章のナイト爵位を受章した。

 旧表参道駅は1938(昭和13)年に東京高速鉄道が建設した「青山六丁目駅」が前身。翌1939(昭和14)年には「神宮前駅」に改称。1972(昭和47)年の千代田線開業後に「表参道駅」に改称し、同線との乗換駅となったが、当時は地下でつながっていなかったため乗り換えにはいったん地上へ出なくてはいけなかった。それを解消するため、半蔵門線の開業に合わせて両線のホームを建設。1977(昭和52)年に現在の形となった。

 設置は今月12日の終電まで。

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