渋谷で「金岡新聞展」始まる-初日に小4編集長・金岡陸君来店

「みんなが笑顔になれるように」と話す小学4年生の編集長・金岡陸君

「みんなが笑顔になれるように」と話す小学4年生の編集長・金岡陸君

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  渋谷・キャットストリート沿いのフリーペーパー専門店「Only Free Paper(オンリー・フリーペーパー)」(渋谷区渋谷1、TEL 03-6427-6661)で8月10日、「金岡新聞展覧会~金岡新聞1年半史」が始まった。

来場者と名刺交換をする金岡陸君

 昨年1月ごろに創刊した「金岡新聞」。和歌山県在住の金岡陸君(小学4年生)が取材から編集までを手掛けるフリーペーパーで、「金岡新聞社」として発行している。当初は毎日発行していたが、現在は週1回発行。同店での取り扱い開始後、メディアで紹介されたこともあり、当初10部程度だった発行部数も今では110部ほどに。同紙は現在、和歌山市近郊のタウン紙「ニュース和歌山」のホームページでも読むことができる。

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 毎週日曜日に1時間~3時間半ほどの時間をかけて書き上げている記事の内容は、新聞を読んで気になったことや季節に関すること、身近に起きていることなど。執筆する上で気を付けている点は言葉遣いや「(読者などが)嫌な気持ちになるようなことを書かないこと」だという。普段から新聞を読み、分からない言葉などは辞書を使って調べるようにしている。

 知っている人を取材する際は電話などでアポイントを取るが、玄関のチャイムを鳴らして突撃取材も行う。取材時には名刺や取材ノート、カメラなどを持ち歩く。

 100号突破を記念して企画された同展。店内には、現存する「最古」の3号(昨年1月28日発行)から100号(今年の6月27日発行)まで24号分を展示。1年半にわたる期間中の、金岡新聞の「進化」の過程が一覧できる。

 初日となる10日には陸君が来店。実際に「金岡新聞」が展示されている様子や店内などをカメラで撮影したほか、来場者一人ひとりに「金岡新聞タオル」を手渡した。来場者と名刺交換する姿も。「ちょっとずつ(金岡新聞社を)大きくして、みんなが笑顔になれるようにしていきたい。みんなが知らないような小さいことなどを記事にできれば」と陸君。

 母親の真琴さんは「もともと夕飯のメニュー表や『禁煙』ポスターなど、書くことが好きだった。外から見るとわからないかもしれないが、努力を積み重ねている」とし、「(記事を)書かない時期もあったが、学校の先生や近所の人たちからの『新聞ありがとう』などの言葉に支えられたりして、ここまで続いている。とても良い経験になっている」と、陸君を温かく見守る。

 開催時間は11時~20時。入場無料。今月15日まで。同紙は現在、夏休みのため休刊中で、次号(104号)は9月1日に発行予定。

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