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代官山に「LOVE」テーマのデザインホテル-ラブホテルからインスパイア

リチャード・ハッテンさんがデザインした307号室のパース画像 ©Richard Hutten Studio

リチャード・ハッテンさんがデザインした307号室のパース画像 ©Richard Hutten Studio

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 日本とオランダのデザイナー・建築家が「代官山iスタジオ」(渋谷区恵比寿西1)をホテルの「客室」としてデザインするインスタレーション企画「LLOVE(ラブ)」が10月22日より、開催される。

 昨年の日蘭国交樹立400年の記念企画として行われる同インスタレーション。1968(昭和43)年に奈良県の県職員向け施設として建設され、2005年10月、県のPR拠点としてリニューアルした同施設(2008年12月に閉鎖)の職員用客室を改装した「客室」には実際に宿泊することができ、9月17日から宿泊予約を受け付けている。

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 ホテルをイメージした同企画は、オランダの人気デザインホテル「Lloyd Hotel(ロイドホテル)」のディレクター、スザンヌ・オクセナーさんが来日した際に日本の「ラブホテル」に興味を持ったことから発案。「最低限のフロント」「その日の気分で自由に選べる部屋」が特徴の「愛の詰まったホテル」との印象から、企画名にも「LOVE」を入れた。スキーマ建築計画(目黒区)代表で建築家の長坂常さんが実行委員となり、デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO」とも連動しながら、宿泊体験を通してダッチ・デザインを紹介する。

 客室をデザインするのは、ロッテルダムを拠点にプロダクト・インテリアデザインなどを手がけ、「ダッチ・デザインブーム」の火付け役にもなったリチャード・ハッテンさんや、溶けたガラスの不規則な形のランプなど、「偶然生まれた形態」によるデザインを得意とするピーケ・バーグマンスさんらオランダのデザイナー4人と、「丘のある家」「カヤバ珈琲」などを手がけた建築家の永山祐子さん、「デザインタイド2010」の会場構成も担当する中村竜治さん、長坂さんら日本の建築家4人。

 施設内には、セレクト書店「UTRECHT(ユトレヒト)」(港区南青山5)がディレクションし、世界の書物を並べるブックショップ「BOEK DECK(ブックデッキ)」や、現代美術ギャラリー「青山|目黒」(目黒区)などがコーディネートしたバスルームを使ったギャラリー「YOKUJO(ヨクジョウ)」、旬の素材を使った料理研究やケータリングを手がける嶋田葉子さんによる、奈良の食材を中心に提供するカフェを展開。期間中、ホテル・カフェの運営は、目黒のホテル「CLASKA(クラスカ)」(目黒区中央町1)の企画・運営にも携わったトランジットジェネラルオフィス(目黒区上目黒2)が手がける。

 今年3月まで奈良県職員の宿舎として利用されてきた客室は、3階の14部屋(風呂・トイレスペースは共同)。会議室などに利用されていた2階は、東京R不動産がコーディネートするイベントスペースになる予定。

 展示(=宿泊)期間は10月22日~11月23日。ルームチャージは、ダブル=1万4,800円~、シングル=8,800円(1泊朝食付き)。見学のみの利用は入場無料。公開時間は12時~17時、10月29日~11月3日以外は予約制(問い合わせ先は後日オフィシャルサイトで発表)。

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