カレー激戦区・原宿に新店「LILY」-DJオーナー、音楽にこだわりも

店内にはDJブースやスピーカーも完備。写真はオーナーのバジャルさん

店内にはDJブースやスピーカーも完備。写真はオーナーのバジャルさん

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 原宿・明治通り沿いに8月18日、カレー専門店「Soulful Curry & Bar LILY」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3405-8456)がオープンした。

私物のレコードが並ぶ店内

 オーナーのバジャルさんは、約15年間「DJ BAJA」としても活動。20代に約5年間大手セレクトショップに務めたほか、アルバイトを含め約20種の職業を経験。バックパッカーとしてユーラシア大陸やアフリカなど約40カ国を旅してきた。そうした中、「(DJ活動をはじめとする)音楽で食べていくのは難しい」と手に職をつけることを決意。「名店」としても知られる千葉・柏市のカレー専門店「ボンベイ」のカレーが好きだったことや「カレーを作るのは一芸」と考えたことなどから出店を決めた。

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 「修行」を積むため、約5年前からインド料理店やカレー店に務め、昨年には知人がオーナーを務める飲食店のプロデュースも手がけた。「味に自信があり、負ける気がしないから」と出店したのは、昨年オープンした福岡・小倉発の老舗カレー店「カレーの龍」(神宮前4)をはじめ、NIGOさんがプロデュースを手がけた「カリーアップ」(神宮前2)、カレー店から独立した2人が今年4月にオープンした「みのりんご」(神宮前1)などカレー店の出店が相次ぐ「カレー激戦区」となっている原宿エリア。「場所にはこだわっていなかった」としながらも、「『カレー激戦区』の中で、ともに注目してもらえたら」と話す。

 店は明治通り沿いのビル地階にオープン。店舗面積は約10坪で、席数はカウンターとテーブル席の22席。「『一番良い音』で音楽を聴きながら食事をしてもらいたい」と、コアなファンも多いスピーカー「スーパースワン」を設置したほか、私物のレコード約3,500枚も並べる。内装は、白を基調にシンプルに仕上げた。

 メニューは、インドカレー1種と、タイカレーをベースにしたオリジナルカレー5種の計6種を用意。「タリブカレー」(880円)はゴボウ入りで「辛め」のカレー。ほかに、「大量」の野菜を使った「ラスジーカレー」や、「辛みが少ない」というトマトとひき肉のカレー「アールカレー」(各900円)など。カレーのライス大盛りは無料。トッピングで「季節の野菜」(120円)や「ブリ海老」(200円)などもそろえる。

 夜はカレーに加え、「うずらのピクルス」(380円)や「ナスとオクラのマスタード煮」(400円)、インドのせんべい「パパド」(350円)、「タンドリーチキンのシーザーサラダ」(550円)、「ビーフケバブ」(500円)などの小皿料理も提供する。ドリンクは、ビールや各種カクテル、焼酎、ソフトドリンクなど(350円~)。客単価は、ランチ=900円、ディナー=1,500円。

 オープン後は、過去の勤務先や音楽関係の知人を中心に、近隣のショップに勤めている人などが来店。「週に2~3回、気軽に来てもらえるような店、みんなが集まるような店になれれば」とバジャルさん。「当店で『刺激』を受け取ってもらい、何か新しいものが生まれるきっかけになればうれしい。このエリアは『サブカルチャー』が根付いているので、『音楽を聴きながら食事をする』というスタイルを受け入れてもらえる」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~16時、ディナー=19時~23時。日曜定休。

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