恵比寿に「エビスビール記念館」開館-有料テイスティングツアーも

「エビスビール」の魅力を複合的に紹介する「エビスビール記念館」が開館。「テイスティングサロン」では、エビスビール各種を400円で販売する

「エビスビール」の魅力を複合的に紹介する「エビスビール記念館」が開館。「テイスティングサロン」では、エビスビール各種を400円で販売する

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 恵比寿ガーデンプレイス内に2月25日、ビール銘柄「エビスビール」の誕生120年を記念した「エビスビール記念館」(渋谷区恵比寿4、TEL 03-5423-7255)がオープンした。運営はサッポロビール(本社=恵比寿4)。

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 サッポロビールの前身の一つである日本麦酒醸造会社が1889(明治22)年、当時は「原っぱだった」という目黒村三田(現在の目黒区三田)に醸造所を設立。「恵比寿ビール」と称して翌年に発売を開始したエビスビールは、1900(明治33)年にパリ万博で金賞を受賞するなど日本を代表するビール銘柄として知られた。1906(明治39)年には恵比寿ビールの貨物専用駅だった「恵比寿停車場(現・JR恵比寿駅)」が旅客の取り扱いを開始。駅東側の通りが通称「恵比寿通り」と呼ばれたことから同エリアの地名として用いられるようになった。

 「ビール文化の歴史」を総合的に紹介する施設「恵比寿麦酒記念館」跡にオープンした同館は、「エビスのすべてがここにある」をコンセプトに「エビスビール」のPRに特化した新拠点。延べ床面積1,700平方メートルの空間に、同銘柄の120年の歴史とその背景を紹介する「エビスギャラリー」、各種エビスの試飲が可能な「テイスティングサロン」(有料)、オリジナルグッズなどを販売する「ミュージアムショップ」を展開する。試飲付きプレゼンテーションを行う「エビスツアー」も行う。

 サッポロビール広報の服部祐樹さんは「当館を通して、エビスが長い歴史を通して愛されてきたことも(ビールと)一緒に味わってもらえれば」と話す。

 開館時間は11時~19時。月曜休館(月曜が休日の場合は翌日)。入館無料。エビスツアー(試飲付き)は、大人=500円、中学生以上20歳未満=300円(ソフトドリンク)、小学生以下無料(ソフトドリンク) 。ツアー参加は、開始1時間前から館内の専用カウンターで受け付ける。

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