ザリガニワークス代表作「自爆ボタン」がiPhoneアプリに-人気集める

ザリガニワークスとポリゴンマジックがコラボしたiPhone用無料アプリ「自爆ボタン」イメージ©POLYGON MAGIC, INC.© zariganiworks

ザリガニワークスとポリゴンマジックがコラボしたiPhone用無料アプリ「自爆ボタン」イメージ©POLYGON MAGIC, INC.© zariganiworks

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 ザリガニワークス(渋谷区神宮前4)を代表する「脱力系」玩具の一つ「自爆ボタン」が2月11日にiPhone用無料アプリとしてリリースされ、App Storeで上位にランキングされるなど人気を集めている。

 「自爆ボタン」は、ドクロマークを描き込んだプラスチックケースに赤いボタンを内蔵した玩具で、スイッチとしての機能はないが「部屋の壁、パソコン、車、家電製品などに貼るだけで『緊張感』が漂う」点が特徴の自爆ボタン型インテリアアクセサリー。

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 ザリガニワークス社長の武笠太郎さんが、デザインフェスタなどに出品していた自身のレーベル「太郎商店」で1999年に販売を開始。武笠さんはそれまでシルバーアクセサリーを販売していたが、売り上げについては、「祭りの場であるデザインフェスタで買って帰るには高額すぎる」「多数のブースの中で目を引くビジュアルや会話が弾むコンセプトがない」ことなどから「苦戦していた」。「『自爆ボタン』は、それらの問題をクリアする商品をとの思いで開発した」という。

 いざ販売してみると、「最初に作っていた20個分が『即完売』した」と武笠さん。「お客さんは『帰ったら家のトイレに付ける』とか、『車を買ったから運転席に付ける』など、思い思いの使い方を話してくれ、うれしかった」と振り返る。同商品のヒットを経て、同レーベルは独自の「偽物感」で知られる「コレジャナイロボ」や、「ビルからの脱出も可能」風な「アクションリング」など、現在の「おばかグッズ・面白グッズ」への道をスタートさせた。

 自爆ボタンはその後、「自爆ボタンDX」「自爆ボタンPREJIDENT」「自爆ボタンカーステッカー」などへとシリーズ化。「『緊張感』をイメージできること」「お客さんのイメージの邪魔になるような要素は入れない」「それでいてどこかコミカルに」などのポイントにこだわって開発を進めてきたという。

 デジタルエンターテインメントコンテンツの企画制作を手がける「ポリゴンマジック」(千代田区)とのコラボ商品となる今回は、「スッキリしたい時に押すと爆発音が流れ、気分を楽にさせてくれる」というiPhone用無料アプリに仕上げた。「コミュニケーションツールとして面白く使えるように」と、ツイッターアカウントを登録すると自爆時間を自動でつぶやくことができる仕組みも用意した。 

 利用者からは、「ストレス発散になる」「社内で自爆が流行中」「iPhone買おうかな」などの感想があったという。今後については、「(このボタンが)携帯電話や家電など、いろいろなものに標準搭載されたら面白い。もちろん爆発するのではなく、リセットなどの機能として」と期待を寄せる。

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