東京在住の外国人写真家がとらえた日本-代官山のギャラリーで写真展

畳に金色の折り鶴が積み上がる「Golden Cranes」(Tokyo、2007) ©Martin Holtkamp

畳に金色の折り鶴が積み上がる「Golden Cranes」(Tokyo、2007) ©Martin Holtkamp

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 1990年代初頭から日本のユースカルチャーを海外に紹介してきた写真家マーティン・ホルトカンプさんの個展「HANAMI」が現在、代官山「ギャラリー スピーク フォー」(渋谷区猿楽町、TEL 03-5459-6385)で開催されている。

 1964年ドイツ生まれのホルトカンプさんは、ベルリンで写真を学んだ後ロンドンでフォトグラファーとして独立。「GQ」「i-D」「Experiment」などの雑誌で活躍する。1990年代初頭から日本に興味を持ち多くのスナップを撮影。1998年にはイタリアのジーンズブランド「REPLAY」のカタログを、東京の下町などで日本人モデルを使って撮影して話題を集めた。2008年より東京在住。

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 ホルトカンプさんの写真を日本で本格的に紹介するのは初めて。同ギャラリーディレクターの吉田広二さんは「マーティンは『知日派』外国人フォトグラファーの先駆的な存在」としながら、「彼特有のさめた色彩感やウイットに加え、異邦人としての孤独感も写真に魅力的なトーンを与えている」と評する。

 会場では、夜の地下鉄の出入り口や、遊園地、公園や住宅地などをとらえた大小37点の写真をパネル作品として展示・販売する。「わたしたちが日々なんとなく目にしているものも、外国人のまなざしを通すことで、よりクリアに理解できるということは多いと思う。言葉で言い表すのは難しいが、マーティンの写真には視覚的なフィーリングを通してわたしたち日本人の共感に訴える部分があり、面白い」(吉田さん)。

 開催時間は11時~20時(展示最終日は18時まで)。木曜休館。今月20日まで。

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