北海道産小麦を使ったオリジナル「道麺」料理店-エゾシカ鍋も

渋谷・道玄坂にオープンした「北一倶楽部」。オリジナルの「道麺」をメーンに提供する

渋谷・道玄坂にオープンした「北一倶楽部」。オリジナルの「道麺」をメーンに提供する

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 「まぐろ丼 三崎市場」などの飲食店を経営する春夏秋冬(本社=川崎市高津区)は10月30日、渋谷・道玄坂につけ汁道麺・酒蔵ダイニング「北一倶楽部」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-6416-9318)をオープンした。

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 北海道の経済が冷え切っていることを知った同社の鈴木寿彦社長が「北海道産小麦を使い、どこにもない全く新しい麺料理を作ることで北海道の良さを知ってもらえたら」と考案し作り上げたオリジナルの麺が「道麺(どうめん)」。北海道産の粉にこだわり、バレイショ粉など数種類の小麦を使用している。「雪のような白さやコシの強さ、しなやかなのどごし」などが特徴だという。「北海道」と「道玄坂」から一文字取り「道麺」と名付けた。

 同社が10年前に渋谷プライム(道玄坂2)にそば店「道玄坂そば」を出店していたことや、「新しいことを始める情報発信地として渋谷が最適であると判断した」ことなどから同所への出店を決めた。店舗面積は約22坪。店内はベージュを基調に「シックで落ち着いた雰囲気」を演出。席数は、昼=「ゆでたての麺を提供するため」カウンターのみの15席、夜=テーブル席も含め40席を用意する。

 昼には「道麺2009」「肉道麺」(300グラム、450グラム、600グラム各780円)などの道麺を中心としたメニューを提供。夜には「加寿もつ鍋」「エゾシカ鍋」(各1,260円)などの鍋料理や串カツ(120円~200円)、「北あかりのじゃがバター」(450円)、「子羊のあぶり刺し」(500円)などを用意する。客単価は、昼=750円、夜=3,000円。

 オープンから1週間がたった。鈴木さんは「多い日は1日に150人ほどの来店がある。男女比は男=7、女=3で、ともに20~50代の幅広いお客さまがいらっしゃる」と話す。「当店でしか味わえないような感動を提供できる店にしていきたい」とも。

 営業時間は11時~17時、17時30分~翌5時(日曜=11時~23時)。

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