サンフランシスコに日本のポップ・カルチャー発信ビル-原宿「6%DOKIDOKI」出店へ

8月15日にオープンする「NEW PEOPLE」の外観(イメージ)。裏原宿エリアの雑貨店「6%DOKIDOKI」が期間限定出店

8月15日にオープンする「NEW PEOPLE」の外観(イメージ)。裏原宿エリアの雑貨店「6%DOKIDOKI」が期間限定出店

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 米サンフランシスコに8月15日、日本のポップ・カルチャーを発信する複合商業ビル「NEW PEOPLE」がオープンするのに合わせて、裏原宿エリアにある雑貨店「6%DOKIDOKI」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3479-6116)が期間限定出店する。

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 ファッションやメーク、キャラクターものなど、今や世界的ブームになった日本の「カワイイ」カルチャー。同店は、「カワイイ」カルチャーの先駆けとしてマルチクリエーターでアーティスト、同店のディレクターである増田セバスチャンさんが1995年に裏原宿エリアにオープン。「度を超えたカワイイ、かわいすぎるモノ、コト」を意味する「センセーショナル・ラブリー」をコンセプトに「カワイイ」カルチャーを発信している。

 出店先は、アメリカ市場で日本映画の配給事業を展開する「ビズピクチャーズ」が、米サンフランシスコのジャパンタウンにオープンする日本のポップ・カルチャーを発信する「J-POPセンター」。地下1階にはアメリカ初となる日本映画とアニメ専門のミニシアターを設けるほか、1階にはインテリア雑貨やアパレル、書籍などのセレクトショップを展開。2階のファッションフロアには、ロリータブランド、ゴシックブランドなどが出店。3階には約60坪のアーティストスペースギャラリーもオープンする。

 6%DOKIDOKI広報担当の北村美佳さんは「アメリカの古着やおもちゃの買い付けをしていたことから、もともとアメリカとは関係が深かった。世界中で『日本、原宿、カワイイ』ブームがやって来た時に今回の話をいただいた。『このビルを通して、映画や漫画の背景にもなっている日本文化に興味を持ってもらう、正しくアメリカ人に知ってもらう』というビズピクチャーズ堀淵清治社長のコンセプトに共感して出店を決めた。当店が行っている『日本、原宿、カワイイ』という部分で、日本カルチャーを全米で広げるきっかけになることができるのであれば堀淵社長に協力しよう思った」と話す。

 同店では、原宿店で扱っている商品のほか、缶バッチやTシャツなどの限定商品を販売するほか、サンフランシスコ店、原宿店の両店で販売する「ensational Kawaii ネックレス」(2,800円)や「6%DOKIDOKI ロゴリングセット」(2個2,625円)など約20種類の新商品も扱う。出店は9月15日まで。

 今月15日・16日には、ジャパンタウンで行われるフェスティバル「J-POP SUMIT」との合同イベントも、増田さんの総合演出で開催される。「原宿、カワイイ」をテーマとしたファッションコンテスト「Harajuku Make over CONTEST」や、アメリカライブツアー「Japan Nite」でも知られる「noodles」「つしまみれ」などの日本のガールズバンドが出演するライブイベント「Harajuku Kawaii Experience+Japan Nite Special『Girls Rock Explosion!』」も展開。サウンドアーティストOMODAKAさんと同店のショップガールズによる「ネオ花魁」「ネオ盆踊り」をテーマとした既存の「和」と現代のポップな部分の「和」を含む「カワイイ」を融合させたステージも披露する。

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