表参道で「包帯アート」展-日本人アーティストが新作発表

新作は包帯を家具に巻き付けたインスタレーション(写真=展覧会告知ビジュアル)

新作は包帯を家具に巻き付けたインスタレーション(写真=展覧会告知ビジュアル)

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 「包帯」を使ったユニークな作品を発表してきたアーティスト寺田忍さんの個展「包帯フェスタ『包景~ホーケイ』」が2月4日より、表参道の「ギャラリー同潤会」(渋谷区神宮前4、TEL 03-5410-0660)で開催される。

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 1972年生まれの寺田さんは、1995年に日本大学を卒業後、桑沢デザイン研究所(神南1)に入学、1998年にリビングデザイン研究科パッケージング専攻卒業した。その後国内グループ展などに出展する傍ら、包帯を使ったインスタレーションや日用品などに包帯を巻き付ける「包帯アート」を発表。自身のブログでも「一日一包」と題し作品を公開している。

 同展では、寺田さんにとって「不可思議な素材」という包帯を、自身の幼少期に使っていた家具に巻き付けたインスタレーションを披露する。「包帯の柔らかい感触やにおいは、いつも自分を懐かしい気持ちにさせてくれる。(包帯の持つ)『痛々しさ』ではなく『懐かしさ』を感じてほしい」(寺田さん)という。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。2月9日まで。

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