「東急5000系」貯金箱、限定発売-走行音や車内アナウンスも

東急線の人気車両が貯金箱に(写真左=「田園都市線 5000系」、右=「東横線 5050系」)

東急線の人気車両が貯金箱に(写真左=「田園都市線 5000系」、右=「東横線 5050系」)

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 東急線人気車両が貯金箱に――東急ステーションリテールサービス(目黒区)は12月16日、「東横線5050系」「田園都市線5000系」をそれぞれモチーフにしたオリジナル貯金箱を限定発売する。

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 「人と環境に優しい車両」をコンセプトに、2002年5月から導入された東急5000系は、JR東日本と東急車輛製造が共同開発した通勤形車両「231系」をベースに部品を共通化、機器を集約し軽量化するとともに低騒音に抑えることで旧型の8500系に比べ使用電力を約4割削減している。東横線で営業運行する5050系は、5000系と基本構造は同じで、側面上帯のピンク色が特徴。

 貯金箱は、「東横線 5050系電車型貯金箱」「田園都市線 5000系電車型貯金箱」の2種類。赤いパッケージの5050系はコインを入れると、アナウンスの「次は渋谷、渋谷、終点です」に加え、「踏み切り音」「警笛」がそれぞれ流れ、ライトが光る仕組み。5000系のパッケージは緑色。音は「急行、中央林間行き」をアナウンスする音声と「ドア開閉音」「走行音」の3種類を用意した。各音声は「実際の走行音や運行する車両で使われている音データなどを使用している」(同社)という。

 サイズは各商品ともに高さ4.5×幅3.5×長さ長さ13センチで、500円玉約40枚を貯金できる。価格は各1,500円。東急線駅売店「toks」全店舗などで各5,000個を限定販売する(なくなり次第終了)。

 同社では、駅名看板をデザインした携帯ストラップや電車型目覚まし時計など東急線独自グッズの開発、販売に注力。鉄道関連商品を強化することで電車に対する「親しみ」を訴求していきたい考え。

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