ベビーウエア・用品「コンビ」、代官山・新商業施設に初の旗艦店

1~2階が吹き抜けになった店内の様子。明るい雰囲気を作り出し、入店しやすい店舗に仕上げた

1~2階が吹き抜けになった店内の様子。明るい雰囲気を作り出し、入店しやすい店舗に仕上げた

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 ベビーウエア・用品の製造販売を手掛けるコンビ(台東区)は10月11日、代官山の新商業施設「代官山LOVERIA(ラヴェリア)」(渋谷区代官山町)に、同社初の旗艦店「Combimini(コンビミニ)DAIKANYAMA」(TEL 03-5784-4760)をオープンした。

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 1957年に設立された同社は、これまでカタログや2000年に開始したEコマースのみで商品を販売してきたが「実際に手にとって、商品の良さを知った上で購入してもらいたい」(同社・アパレル事業本部)との考慮から、初のリアル店舗を出店した。

 海外キッズブランドなどファッション感度の高いキッズ店舗が集積する代官山への出店を模索し、代官山エリアの総合情報サイト「代官山ホームページ」を運営する代官山ビジネスネットワーク事務局(猿楽町、アスピ内)に出店場所を相談。9月にリニューアルオープンした同施設の情報を得て、駅から近い好立地の条件などが決め手となり、出店を決めた。

 施設内の路面に売り場を構える店舗の面積は約27坪。一面がガラス張りになったファサードが特徴で、正面ウインドーにはベビーウエアをディスプレー、入口はベビーカーでも入店できるように、幅を広くした。店内の壁面や床はクリーム色を採用し、柔らかい雰囲気に。照明の光量を上げ、「明るい」イメージを強調。ロフトになった2階部分は「工房をイメージ」(同)し、木組みの机やテーブルなどを置く。

 商品は、自社商品のオムツ替えがスムーズなベビーウエア(2,500円~)をはじめ、種類を豊富に取りそろえたレッグウオーマー(1,050円~)や玩具(945円~)、ベビーカー(3万6,750円~)など約1,500アイテム。ベビーウエアと同じデザインで、親子で着られる大人向けのペアルック商品なども取り扱うほか、タレント千秋さんがデザインする子ども服ブランド「Ribbon Casket」も投入、ドクロやイチゴのデザインをあしらったトレーナーやレッグウオーマーなどを展開する。

 主に代官山エリア周辺に住む育児中の夫婦をターゲットに見込む。同店出店を皮切りに、今後多店舗化も視野に入れる。

 営業時間は10時30分~19時。

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