恵比寿ナディッフで「昭和40年会」ポスター展-6人の「東京案内」

「昭和40年会」の集合写真(撮影=安齊重男、2008年)©昭和40年会

「昭和40年会」の集合写真(撮影=安齊重男、2008年)©昭和40年会

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 恵比寿の複合アート施設「NADiff A/P/A/R/T(ナディッフ・アパート)」内の書店&ギャラリー「NADiff a/p/a/r/t」」(渋谷区恵比寿1、TEL 03-3466-4977)で8月8日、アーティストグループ「昭和40年会」によるポスター展「昭和40年会の東京案内」が始まった。

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 昭和40年会は、1994年アートフェアで知り合った6人のアーティストによって結成。グループ名は、全員が「昭和40年生まれ」だったことから命名。現代アートや音楽をテーマに、メンバーチェンジを繰り返しながら定期的に作品を発表してきた。海外でも活動を行い、過去にはアートユニット「明和電機」のひとり、土佐正道さんもメンバーとして在籍。

 同展は、ウェブマガジン「REALTOKYO」で今年7月まで展開していた同グループのリレー形式の連載をまとめた書籍「昭和40年会の東京案内」の発行を記念して開催。会場では、各メンバーが「東京案内」をテーマに制作したポスターを中心に展示する。

 地下1階ギャラリーには、それぞれのメンバーが手掛けた6枚のポスターと、REALTOKYOのリレー連載で掲載した写真を展示。メンバーの日常や街中にあるアート作品、何気ない人々を写した情景など、独自の視点で「東京」をとらえた作品がそろった。

 1階の書店では、限定300部の「ポスターセット」を販売。6人それぞれのポスターをセットにしたもので、ポスターには各アーティストのサインとシリアルナンバーが入る。ポスターセットは、ポスターのみの「6点セット」(36,750円)と、ポスターセットにメンバーの集合写真を加えた「7点セット」(84,000円)の2種類。

 ほかに、新刊「昭和40年会の東京案内」(1,890円、Akio Nagasawa Publishing刊)や、同書に大判はがき20枚セットとハードカバーを付けた特装版(6,300円)を販売。会期中には、1999年に同グループが撮影したホームドラマ「晴れたり曇ったり Shine or Rain」(2,800円)のDVDも販売予定。

 営業時間は12時~20時。入場無料。9月15日まで。

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